１４０話「記念撮影」 ページ44
ハ「ジャカジャカジャカジャカ...。」
ハンナキーが再び効果音を口ずさむ。
ノ「そのジャカジャカうるさいの何？
ジャマしないでよ、ハンナキー。」
ハ「あうぅ！！アナタがリハ通りにやれって言ったんじゃないですかぁ...！」
わざわざリハーサルまでやっていたなんて...。
ノ「上位４名を発表します！
バーガーバーグＱタロウ！
キヅチカンナ！
ヤブサメアリス！
えーと...ヒヨリソウでーす。
ＱタロウはAと接戦だったし、他３人は３人で接戦だったねー！」
ノ「続いて大体真ん中！ド平凡だった人は〜...
シノギケイジさんでーす！
いやーギリギリで踏みとどまったねー！」
今名前を呼ばれた４人とケイジさんは私の右側に並んで行った。
ノ「あとの劣等生は
チドウインサラ
ヤブサメレコ
エゴコロナオの３バカムスメでーす！」
３バカと呼ばれた３人は左側に集められた。
必然と残っている人で分かる。
最下位はギン君だ...。
ノ「最下位の発表です！
最下位はなんと〜〜〜！
イブシギンくんです！
ビリッケツでしたねー最低ー。」
ギ「ビリって言い方やめろワン！
ムカつくニャン！」
ノ「テメー０枚じゃん！
誰からもメダルをもらわなかったみたいだね！」
...！
私が...あの時...ギン君にメダルをあげていたら...順位は違っていたかもしれないのに...。
私は...それをしなかった。
ノ「まあいいや、記念写真撮るよー！
並んでー！」
そんな...修学旅行の集合写真みたいに...。
ヘラヘラと笑って写真を撮るなんて出来るわけないのに。
ノ「並んだねー！はい、ニッコリ笑って〜...。」
パシャ
そう響いた音と同時に身体が浮き上がった。
『っ...！！
な、何これ！ノエル一体これは！！』
ギ「う...動けないワン！！」
私とギン君は何かに磔にされている。
結構高いみたいで、下を見れば右側に並んでいた皆の顔を高い位置から見下ろしている状況になっている。
サ「ギン！！Aさん！！」
ケ「ノエル、２人を離せ...さもないと...。」
ノ「あはは！やだよー！」
その声を合図に右側に居る皆は緑色の箱に閉じ込められてしまった。
ソ「うわっ...！？なんだ、この檻...！！」
ノ「そこでじっとしててねー！」
カ「出してください！！
Aさん、大丈夫ですか！！」
『っ...カンナ！ソウさん！』
レ「ノエル！！なにしやがる！！みんなを離せ！！」
ノ「うるさい３バカムスメは鑑賞室で見守っててくださいねー！」
今度は３人が遥か上に上がって行った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 54人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「原作沿い」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
伊豆花織(プロフ) - ぬん。さん» コメントありがとうございます！偶然とは言え私の作品を見つけてくれてありがとうございます！更新頑張らせて頂きます！ (2021年8月26日 21時) (
レス) id: 32bef120c2 (このIDを非表示/違反報告)
ぬん。(プロフ) - 初見です！キミガシネの夢小説が全然なくて困っていたのですが、偶然見つけて嬉しすぎて叫びました…！1から全部読ませていただきました！とても面白いです、更新頑張ってください！応援しています！ (2021年8月26日 15時) (レス) id: fdbd1f8f99 (このIDを非表示/違反報告)
伊豆花織(プロフ) - 名無しさん» 早速コメントありがとうです！！続編行けました！！これからもお願いしますね！ (2021年8月21日 23時) (レス) id: a9a2642a4b (このIDを非表示/違反報告)
名無し - ここでも失礼します〜 続編おめでとうございます！執筆お疲れ様です…！これからも応援しております！ (2021年8月21日 23時) (レス) id: cc998c0500 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：伊豆花織 | 作成日時：2021年8月21日 21時
