１１３話「話し合い」 ページ17
アトラクションを終えてモニタールームに戻るとソウさんとカンナが居なくなっていて、代わりにそこにケイジさんがいた。
ケ「お疲れ様〜Aちゃん、アリス。」
ア「...おい星宮叶、オレは篠木敬二と話をする。」
『じゃあ、私はソウさんとカンナの所に行きます。』
この２人が再び揃うと色々と深く考えそうになってしまう。
盗み聞きしたい気持ちはあるけれど、関わらなくてもいいならばそれに越したことはない。
さっさと別れてしまおう。
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ロビーに行けば２人とサラちゃんがいた。
カ「Aさん！これからサラさんと３人でお話をするんです！良かったらAさんもどうですか？」
『いいの？だったら私も御一緒させてもらおうかな。』
サ「もちろんですよ！Aさん。」
サラちゃんのご好意に甘えて、私も話に加わる事になった。
サ「ソウさん...記憶の方は戻りましたか...？」
ソ「い...いいや、でもAさんやカンナちゃんに聞いて大体の事は知ったよ...。
よっぽど打ちどころが悪かったんだと思う...誰に殴られたんだろう...。」
いきなりソウさんの記憶の事聞くなんて、サラちゃんも直球だね。
サ「ひとつめのモニターを破壊した犯人と...ソウさんを殴った犯人は...同じでしょうか。」
ソ「...そうなのかな...。」
カ「割られた時...近くに...木くずが落ちてましたよね。」
『...ソウさんは木の棒で殴られた...。
でも、ミシマさんのモニターの周りには同じような証拠は無かった...。』
ソウさんは確かにあの時、私と一緒にいたからミシマさんのモニターを壊す事は出来ない...。
ソ「同じ人物が...て考えるのが普通なんだけどね...。
ボク達の中にいる誰かが破壊したのかなぁ...。」
カ「でも...本当に存在しないんでしょうか...。」
『もしかして...誘拐犯側の人？』
カ「はい、カンナ達は誘拐犯が何人いるのか...知りません。
ノエルさんやハンナキーさんはフロアマスターと名乗りましたが...他にも潜んでいたら...カンナ達にはわからないんです。」
確かにカンナの言う事は的を得ている。
カイさんみたいに誘拐犯側の人だとしても味方みたいな素振りをする人がいれば、何がなんでも私達の仲を引き裂いて殺し合いをさせたい人もいるのだろう。
ソ「でも...誘拐犯側の人物が、自分達で用意したモニターを破壊するかい？
仲間同士。疑いたくないのはわかるよ。
...でも、きっと１０人の中の...誰かがやった。」
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伊豆花織(プロフ) - ぬん。さん» コメントありがとうございます！偶然とは言え私の作品を見つけてくれてありがとうございます！更新頑張らせて頂きます！ (2021年8月26日 21時) (
レス) id: 32bef120c2 (このIDを非表示/違反報告)
ぬん。(プロフ) - 初見です！キミガシネの夢小説が全然なくて困っていたのですが、偶然見つけて嬉しすぎて叫びました…！1から全部読ませていただきました！とても面白いです、更新頑張ってください！応援しています！ (2021年8月26日 15時) (レス) id: fdbd1f8f99 (このIDを非表示/違反報告)
伊豆花織(プロフ) - 名無しさん» 早速コメントありがとうです！！続編行けました！！これからもお願いしますね！ (2021年8月21日 23時) (レス) id: a9a2642a4b (このIDを非表示/違反報告)
名無し - ここでも失礼します〜 続編おめでとうございます！執筆お疲れ様です…！これからも応援しております！ (2021年8月21日 23時) (レス) id: cc998c0500 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊豆花織 | 作成日時：2021年8月21日 21時
