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第9話 ページ9

俺たちがゴールしてしばらく経つとヒソカがレオリオを担いでやって来た


『レオリオ!』


これ死んでる?

いや、死んでたらわざわざ持ってこないか、その場においてくるよな


『ヒソカ、クラピカやゴンは?』

「後で来ると思うよ」


後で来るって事は死んでないって事だよな、よかった


「ギタラクルと仲良くしてた子だよね、名前は?」

『ギタラクルの友達のAだ』

「友達じゃないだろ」


背後からギタラクルの声がした

素早い奴め


『言う事聞いたんだから代わりに友達になってよ』

「さっきも言っただろ、殺し屋に友達はいらないって」


俺も最近までそう思ってたからギタラクルの気持ちはわかる

ギタラクルもいつかわかる日が来る、わかるまで待つか


『じゃあ、友達になりたくなったら言ってね』


ヒソカからレオリオを受け取り木の下まで運び降ろす

顔思いっきり殴られたのか?すごい腫れてる


『冷やす物ないか探して来るから待ってて』


レオリオの鞄を置いて走る

近くに川があったからそこで服を脱いで川につけた


『ついでに顔も洗お』


バシャバシャと顔を洗っていると魚が跳ねた

ここ、魚がいるのか

非常食に持って行こう


『ウォーター』


念で水の玉を作り、そこに魚を一匹入れる

濡らした服を肩にかけ、水の玉を持ってさっきの門の前まで走った

門はまだ閉まったまま、二次試験はまだ始まっていないようだ

レオリオの所に戻るとゴンとクラピカが居た


『2人は怪我なさそうだな、よかった。レオリオ、これで頬を冷やせ』

「あぁ、ありがとう」


レオリオは俺から服を受け取りそれで頬を冷やした


「A、その水の玉どうやってるの?」

『これは透明な入れ物に水を入れてるだけだよ』


念についてはもっと時間がある時に話そう

中途半端に知るのは良くない


「みなさん、お疲れ様でした。ここ、ビスカ森林公園が二次試験会場となります」


「では、私はこれで」と言うとサトツは行ってしまった

サトツが去った後、門が開いた

さぁ、二次試験の始まりだ!

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- 鈴さん» ありがとうございます!早く更新できるよう頑張ります (2017年6月16日 19時) (レス) id: c39a71495d (このIDを非表示/違反報告)
- 面白かったです!続きを楽しみに待ってます! (2017年6月16日 17時) (レス) id: 72274c043b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪音澪 | 作成日時:2017年3月10日 17時

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