【男主】友達作りのためにハンター試験を受けます

第12話 ページ12

レオリオから服を返してもらったがまだ濡れている

こんなの着ても気持ち悪いだろうしな

でも早く着ないと変態(ヒソカ)の視線が気持ち悪い

俺はヒソカから逃げるように森の奥に入った


『ウインド』


念で風を起こし服を乾かす

ヒソカは戦闘狂、俺が強いと知れば戦いたがるだろう

金も発生しないのに命を危険にさらしたくない

ヒソカの前では弱いふりをしないとな

乾いた服を着て皆んなのもとに戻る

戻ると他の受験者達は居なかったが代わりにネテロが居た


『ネテロだ！久しぶり、相変わらず元気そうだね』

「お主もな」

「早く飛行船に乗って、今からマフタツ山まで行くわよ」

『マフタツ山？』


飛行船の中で話を聞いた

メンチは俺以外を全員不合格にしたらしい

それでは問題があるとネテロがやって来た

メンチとネテロが話し合った結果、二次試験をやり直す事になったらしい


『じゃあ俺の合格は？』

「なしよ」

『ちなみに次の課題は？』

「ゆで卵」


マフタツ山でゆで卵…

なるほど、クモワシの卵か！


『俺、クモワシの卵食べてみたかったんだ』

「…怒ってないの？」

『なんで怒るんだ？』

「せっかくの合格が私のせいで取り消しになったのよ？普通怒るでしょ」

『次の試験も合格するし問題ないよ。悪いと思うなら取ったクモワシの卵食べさせて、俺あれ食べてみたいんだ』


俺が笑顔を向けるとメンチは頬を染めた


「も、元からそのつもりよ。ありがとう」

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