１２２度 ページ5
「月の島に…月の呪い…月の紋章。」
「何か手がかりがあるとしたらここかな」
「骨！」
「なんの骨だよ」
ルーシィの言葉にAもその表情に真剣味を帯びる。グレイとハッピーは冗談半分に話しながらも周りをキョロキョロと見て周りを観察していた。
だがそんな時でも自分のペースを突き通す男がいた。
「それにしてもボロいな……これ地面とか大丈夫なのか。」
ガン！
ナツはそう言うなり地面を力いっぱい踏みつけた。Aは流石に止めに入る。
「ナツ。ここ古い建物だから強く踏むと…」
ベコンッ！！
Aが言いかけた瞬間、床が抜け落ちた。
「きゃぁあ！」
「バカ――！！」
「なんて根性のねえ床なんだァァ！！ 」
「床に根性もくそもあるかよ！！！」
皆下に落ちてゆく。
ふとAはハッピーを見た。もしかしたら何とかできるかも！なんて淡い期待を込めて見てみると…
「ハッピー！？」
ハッピーはさっきの骨を喉に詰まらせたようでみんなとは別の意味でピンチだった。こうなれば頼れるのは自分のみ。
「童話魔法！妖精(ティンカーベル)！」
フワッ
「「うおっ！」」
そういうと眩い光を放つ。そしてその瞬間ナツ達の身体がフワッと浮いた。
「大丈夫？」
「おう！さすがA！」
「すごーい！妖精だー！」
光の中から姿を表したのは手のひらサイズのAの姿。金髪になった髪を頭の上でお団子にして透明なキラキラ光る羽をパタパタと羽ばたかせていた。
「ゆっくり下ろすね」
「流石Aだぁあ！！！」
そう言うとナツはAに抱き着く。
が、先程言った通りAは今童話魔法の妖精(ティンカーベル)に変わっていてサイズは手のひらに乗るほどだ。そんなAに普通の大きさのナツが抱き着いたらどうなるか想像せずとも分かるだろう。
「ぴっ！」プチッ
スッ
「「「あ、」」」
Aはナツに潰されて魔法が解ける。そうなれば当然。
「「「あぁぁあああぁぁあ！！！！」」」
「ナツゥウーー！！！！(怒」
落ちる。
Aが高度をだいぶ下げていてくれたのが唯一の救いだと後になれば思う。そのままだったら死んでいたかもしれない(多分大丈夫だろうが)。
かい
ドーーーーン
月の紋章のある遺跡に何かが落ちる音が響いた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
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おみくじ結果は「末凶」でした！
みんなから一言！
ｼｭﾗ「いつもありがとうな！お気に入りとかもしてやってくれ！」
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海姫(プロフ) - ウェンディさん» ウェンディさん！ コメントたくさんありがとうございます！ 更新頑張ります！ (2015年12月2日 1時) (
レス) id: d87b6866b9 (このIDを非表示/違反報告)
ウェンディ - やっぱりとっても面白いです！頑張ってください！ (2015年8月13日 19時) (レス) id: 0edb64df0f (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - あ！また、続編の方でお話しましょう！^^ (2014年6月11日 0時) (レス) id: 32c872097c (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 本当ですか！！///凄く嬉しいぜす！^^ありがとうございます！ (2014年6月11日 0時) (レス) id: 32c872097c (このIDを非表示/違反報告)
海姫(プロフ) - レインさん» いやいや！レインって名前も素敵です！私雨が好きなんでレインってとっても素敵だと思いますよ！レインさんに応援してもらえて私嬉しいです！ (2014年6月10日 21時) (レス) id: ab7ccb80bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海姫 | 作成日時：2014年1月6日 18時
