１１８度 ページ1
朝、早くに起きて外へ偵察へ行く事となった。ひんやりと朝独特の空気がAの頬を優しく撫でる。
その感覚が心地よくAは瞳を閉じた。
「早ェよ。」
「まだめっちゃ朝じゃねえか。」
朝からルーシィに叩き起こされた二人は目を擦りながら重い足取りでルーシィの後を歩く。
「Aが魔法で寝かせてくれたからいいけどアンタ達がうるさかったからでしょ！？特にナツ！！いいから出発よ！！出発！！！猫！！起きろ！！！」
「あい、」
「ルーシィは朝から元気だね、」
Aは苦笑いしながらハッピーを起こそうとするルーシィを見た。
「ってかAの方が起きるの早かったじゃない！何時に起きたの？」
「ルーシィが起きる少し前だよ。なんか目が覚めちゃってさ」
そんな会話をしながら村を出ようと門を潜ろうとする。すると「おはようございます」と門番から声が降ってきた。
Aがいつもの笑顔で「おはようございます」と返す。
「周りが悪魔ばかりではよく寝られませんか？」
「いえ、そういう事ではないですよ。」
門番の皮肉にAは笑顔で返す。こういうことはAが言うには慣れっこらしい。
「月を破壊してそれで全て元に戻ればいいんですがそうはいかない気がして…。何か手がかりがないかと思いまして少し散歩がてら見て回ることにしまして。」
「皆さんを思うと心が痛みます。寝てなんかいられませんので」と切なそうに眉をハの字にするAに戸惑う門番。
妖精の尻尾のみんなからすればAの演技と分かっているため恐怖しか感じられないのだが。
「本当にありがとうございますっ…。先程の無礼、どうか許してもらえないですか？」
「気がたってしまってるのは仕方ないですよ。気にしていませんので、私達も全力を尽くしますので何かあれば皆さんの、お力も貸していただけますか？」
「当然！！頑張ります〜！」
「ありがとうございます」とニッコリ笑うとAは門番の声援と共に村の門を潜った。
ナツたちはその姿に何も言えなくなってしまっていた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
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8
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おみくじ結果は「末凶」でした！
みんなから一言！
ｼｭﾗ「いつもありがとうな！お気に入りとかもしてやってくれ！」
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海姫(プロフ) - ウェンディさん» ウェンディさん！ コメントたくさんありがとうございます！ 更新頑張ります！ (2015年12月2日 1時) (
レス) id: d87b6866b9 (このIDを非表示/違反報告)
ウェンディ - やっぱりとっても面白いです！頑張ってください！ (2015年8月13日 19時) (レス) id: 0edb64df0f (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - あ！また、続編の方でお話しましょう！^^ (2014年6月11日 0時) (レス) id: 32c872097c (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 本当ですか！！///凄く嬉しいぜす！^^ありがとうございます！ (2014年6月11日 0時) (レス) id: 32c872097c (このIDを非表示/違反報告)
海姫(プロフ) - レインさん» いやいや！レインって名前も素敵です！私雨が好きなんでレインってとっても素敵だと思いますよ！レインさんに応援してもらえて私嬉しいです！ (2014年6月10日 21時) (レス) id: ab7ccb80bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海姫 | 作成日時：2014年1月6日 18時
