肆拾弍話 ページ4
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「那田蜘蛛山ヘ、向カウベシィ!!鬼殺隊員十名トノ連絡ガ途絶エタァ!!一刻ヲ争ウ!!」
「生還者居ラズゥ!報告無シィ、鬼ノ数不明ィ!十二鬼月ガイル可能性大!!」
交互にそう言う鴉達、カァカァと羽を羽ばたかせる。此処から歩いていけば、着くのは日の暮れた夜。丁度良いぐらいだろう
「えぇ…なぁ君、今の聞いたか十二鬼月がいる可能性大だと。相当面倒と言うか、凄く大変じゃないか…なぁ鴉、俺達以外にも那田蜘蛛山へ向かっている隊員はいるのか?」
「階級ゥ癸ノ隊員三人ン!!」
「後二柱ヲ向カワセル可能性有リィ!!」
「俺達絶対いらねぇだろ」
「御託はいいですから行きますよ」
「樹様!頑張って下さいませ!」
ギャアギャア騒ぎながら走れる。数刻して、那田蜘蛛山の姿が見えてきた。…少し離れた先で、見覚えのある少年と、猪、金髪のしゃがみこむ少年が見える
「怖いんだ!!目的地が近づいてきてとも怖い!!!」
「なに座ってんだこいつ、気持ち悪い奴だな…」
「お前に言われたくねーよ猪頭!!!」
「…お久しぶりです炭治郎、少し大きくなりましたか?」
「泉!!」
「何だ泉知り合いか」
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リラ - すみません、一の設定のボブカットの部分ですが、モブカットになっていますよ。 (2019年12月31日 23時) (レス) id: 30bef72d2f (このIDを非表示/違反報告)
ヨルニウタウ(プロフ) - リサさん» それと壱話からお読み頂き有難う御座います!! (2019年7月14日 18時) (レス) id: f4141d9563 (このIDを非表示/違反報告)
ヨルニウタウ(プロフ) - リサさん» わぁ、本当ですか?教えてくださり有難う御座います。検討してみます (2019年7月14日 18時) (レス) id: f4141d9563 (このIDを非表示/違反報告)
リサ - 壱話から読みました!ネタバレになってしまうんですけど月の呼吸は原作で出ているので変えた方がいいかと、、 (2019年7月14日 18時) (レス) id: 84e4338bbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヨルニウタウ | 作成日時:2019年7月14日 15時