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Villains [ Memories of black cat] ページ8

MV「いきなりだが、マスターの方から新しく一人派遣された者がいるので、紹介したいと思う。」


朝食の席で、Mr.Vがいきなり話を切り出した。

当たり前にみんなざわめきだす。


そこで手を挙げたのは、ハイエナガール。

あ、ちなみに僕はジャックハート!よろしくね!


えーと、気を取り直して説明すると………………


LS「はぁ〜い!マスターって、どのマスターのこと?」

MV「あぁそれは、10人のマスター全員からだ。

10人のマスターで話し合って、一人派遣してくれたそうだ。

あと、詳しいことは、本人に聞いてくれ。


入りたまえ。」


?『失礼します。』

入って来たのは、優しげな瞳を持つ可愛らしい少女だった。

MV「自己紹介を。」

『はい。

私、Aと申します。

マレフィセント様、イーヴィル・クイーン、ジャファー様、ハートのクイーン、アースラ様、フロロー判事、スカー様、クルエラ様、キャプテン・フック、ハデス様の10人のヴィランズによって派遣されました。

元は、10人のヴィランズをつなぐ情報運びの役目をしておりました。

ですから、マスターのところに頻繁に出入りする黒猫が、私の元の姿です。

今回、リクルーティングが終わるまでの間、リクルーターの皆様の共通アシスタントのお役目をいただきましたので、どうぞよろしくお願いいたします。』

きちんとお辞儀をした彼女は、ヴィランとは思えないほど礼儀正しかった。


『あ、皆様のことは事前に存じ上げておりますので、お構いなく。』


VR「黒猫………………?もしかして、あなたシャノですの?」

ヴェールちゃんがそう行った瞬間、Aの顔がパアッと輝いた。

『はい!!覚えていてくださったんですね、ヴェール様!』

VR「えぇ!もちろんですわ!こちらによく来ていた、フロロー様にシャノと呼ばれていた黒猫!

よくわたくしにもすり寄って来てくれていましたもの!最近見ないと思ったら、あなたが人間の姿になっていたなんて!」

ニコニコと話を弾ませるヴェールちゃんたち。

すると………………

AP「………お前、ミラーか?」

『はい!!アップルポイズン様も覚えていてくださるなんて、感激です!』

AP「懐かしいな………女王様が鏡のmirrorにちなんで名前をつけた黒猫。久しぶりだな。」

VR「まぁ!アップルさんのところにも行っていたのですね!」

今度はりんごが思い出したらしい。

僕も、なんか引っかかる…なんだっけなぁ

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作者名:向日葵 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ag1408293/  
作成日時:2017年7月2日 21時

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