先輩が、好きです。《 S.Atae》 (ページ7)

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6話ページ7

顧問「さて、今日からはグループごとに練習します。

Aグループは4階ホール

Bグループは4階大会議室

Cグループは第2会議室に移動してください。

そのあと、学年別なので、後で確認してください。」

部員「はい」

『じゃあ、千晃また後でね！』

千「うん！後で！じゃ、がんばろうね！」

《4階ホール》

Aグループのメンバーが集まって、軽く集会をするみたい。

真司郎先輩が話し出した。

真「えっと、集まってもらったAグループのみんなにはまず自己紹介してもらいます。

俺は、Aグループリーダーの3年與真司郎です。よろしくお願いします！」

光「サブリーダーの同じく3年日高光啓です。よろしく。」

「3年の〇〇です。よろしくお願いします」

「2年の、～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～」

『1年の一葉Aです。よろしくお願いしますっ！』

あれ？この間はあんまり話聞いてなかったからなんだけど、

もしかして、このグループって、1年生私だけ？

真「このグループは、3年生3人、2年生3人、1年生1人の計7人になるから、よろしゅうな！」

やっぱり、1人かぁ。

そう思うより前に、ニカッと笑った先輩に、胸がときめいた。

その時。

((ガチャッ

ホール入り口の扉が開いて、入ってきたのはスラッと背の高い男の人。

？「真司郎！日高！」

真&光「「直也くん！」」

直「よ！MAGIC踊るって聞いて、様子見に来た！」

「浦田先輩！お久しぶりです！」

「わざわざ来てくださったんですか！？」

？？

どなただろう？

このグループの中で知らないのは私だけみたい。

頭に？を浮かべている私に気づいたのか、光啓先輩が紹介してくださった。

光「あ、この人は、浦田直也先輩だよ。俺らの一個上で、ダンス部のOB。」

直「あ、君が2年ぶりの、Aグループ入りした一年生？

初めまして、浦田直也です。よろしく。」

『えっと、1年の一葉Aですっ。よろしくお願いします！

それと、”2年ぶりの、Aグループ入りした一年生”って、なんのことですか？？』

直「あ、知らない？基本ね、踊祭のグループ分けは、それなりに技術も関係するんだ。

だから、1年生が花のAグループに入るのって、珍しいんだよ。」

『そうなんですかっ！？

なんで、私なんか………………』

光「いや、Aちゃん上手だと思うよ？

あとさ、2年前にAグループ入りした1年生って、真司郎だって知ってたか？」