先輩が、好きです。 《 S.Atae》

15話 ページ16

〈教室〉

『………………………………………………』

秀「………………………………………………」



秀「『………………あのさっ！』」


『あ、え、あの、先、いいよ？』

秀「お、おう。あのさ、さっきはからかって悪かった。」

『あ、ううんっ。私の方こそ、小さいことで怒っちゃって、ごめんね。


………………今度、勉強、教えてくれる？』

秀「当たり前だろ？(ニカッ』

『ありがと(＾＾)』




由「A〜」

『あ、由亜！なに？』

由「明日の放課後、千晃と三人で白玉あんみつパフェ食べに行かない？雪見堂の！」

『あした？…いいよ！確か、部活休みだったはずだから！』

由「やった！楽しみにしてるね！」

『うん！』

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

((キーンコーンカーンコーン

日直「さようなら！」

皆「さようなら！」


『千晃、行こう！』

千「うん！

今日は、チーム練だよね？」

『うん！

あ、私ホールだから！またね！』

千「またねっ！」


〈ホール〉

『こんにちはっ！』

光「お、Aちゃん早いな！」

『はい！早く来たくて！』

光「そっか笑

お、真司郎！お前、遅いぞ！笑」

真「こんくらいが普通や！普通！お前が早すぎなんや笑



一葉さんも、早いんやな。今日もがんばろな。」


『え、あ、はいっ！ありがとうございます！！」


初めて、先輩から話しかけてもらった。

嬉しい。ただただ、嬉しい。

それと同時に、少し顔が火照る。

紅く染まった頰を冷やすように、私は頭を振った。





「こんにちは〜」

「こんにちはっ」

他の先輩たちも集まって来た。


真「そろそろ始めるで〜！」




よし、今日も頑張ろう！

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