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『腰抜けちゃった？』
rd「もぉぉ…ダメだぁ俺全然かっこよくないぃ……」
『今日のらっだぁくんは可愛いよ。』
rd「それはそれで嬉しいけどちがぁう…」
俺はみどりの脅かしでAに抱きついたまま腰を抜かす。腕の力もやらかしのショックによりどんどんゆるんで俺はそのままずるずると地面にへたり込んだ。
『私にかっこいいとこ見せたかったんだ。』
rd「ニヤつくなぁ〜〜。んだよ悪いかよ〜〜！」
『ううん。らっだぁくんを茶化してる訳じゃなくって。』
拗ねて俯いてた俺の頬をするりと撫でた彼女の女性にしては少し骨貼っている滑らかな手。そのままその手は俺の顎を軽く上に攫う。
…これが…巷で噂の顎クイ？！
強制的にAの顔が視界に入る。月明かりに照らされた神秘的に優しく微笑む顔。え？俺死んだ？天使のお迎え来ちゃってんじゃん。混乱した頭でもしっかり理解できたのは、少し彼女の雰囲気が甘い、という事。
『私にかっこいい、って思われたがっているのがとても愛おしくてたまらなかったんだ。』
rd「ぃぃいと？！」
『うん。私は君が思うより、ずーっとずーっと君のことが好きで好きでたまらないんだよ？』
rd「ﾋｭ………」
美しすぎる光景と耳を疑いたくなる甘美な言葉と優しく俺の両頬を包んで細めの親指で俺の目の下を撫でられる感覚にどんどん脳が情報を処理しきれなくなってどんどん言語能力が蕩け落ちていくのがわかる。
『ふふふ、らっだぁくん真っ赤っかだね。』
rd「あばっばば」
『一応今のは告白のつもりだったんだけれど、
お返事、言える？』
とろりと甘く細め笑う彼女の瞳。脳に直接砂糖をぶち込まれたような感覚が俺の脳内を掻き回す。
rd「はひｨ………」
『うん、知っていたよ。これで正式にお付き合いだね。うふふ、嬉しいな。』
手を握られて思わずびくっと震える。夏の暑さとはまた別の内側から発される熱から出る汗が流れる。
『これから、よろしくね。彼氏のらっだぁくん？』
rd「 」
供給過多で絶句する。なんでこうなった？いつからこんな流れになって彼女のスイッチが入ってしまったかわからないが、正直満更でもないしむしろ好き。どんどん彼女に溺れてしまう。
『ふふ、……
らっだぁくん今とっても、愛らしいね。』
rd「ｯｯｯｯ好きぃぃ………」
俺の記憶はここでブチ切れていた。
次の日に起きた時、一緒のベッドに彼女がすやすや眠ってる光景にまた叫んで喉を枯らしたのは言うまでもない。
女海賊、モテる。【zm,akg,md】→←化け物と肝試し【運営,rd】
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その辺の夢女(プロフ) - 負李さん» ありがとうございます〜！！頑張ります！☺️ (11月14日 21時) (
レス) id: 35f25c090f (このIDを非表示/違反報告)
負李 - 警視監の話めちゃ好きです！これからも頑張ってください！！ (11月9日 0時) (レス) @page36 id: 61d8647db3 (このIDを非表示/違反報告)
その辺の夢女(プロフ) - 霧狐さん» 間違えて見る専アカウントで返信してました〜！ごめんなさい！！コメントありがとうございます！ｽﾄｸﾞﾗは🌵🧣以外ゼロ知識ですのでお勉強しながら頑張ります！ (9月21日 7時) (レス) id: 35f25c090f (このIDを非表示/違反報告)
霧狐(プロフ) - ｽﾄｸﾞﾗのお話面白くて大好きです…欲を言えばもっと見たいぐらいです…✨無理をなさらない程度の投稿頻度でコレからも頑張っていただきたいです！と言うか頑張ってくださいませ☺️ (9月20日 17時) (レス) @page18 id: 926c02e91a (このIDを非表示/違反報告)
その辺の夢女(プロフ) - 黒猫さん» 黒猫さんコメントありがとうございます！警視監とgt &rdのお話は今のところあともう一本続くつもりです！後日いくつか他の短編を挟んだ後書くつもりなのでお楽しみに！！ (9月19日 20時) (レス) @page17 id: 35f25c090f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：その辺の夢女 | 作成日時：2023年8月20日 0時
