化け物と肝試し【運営,rd】 ページ7
rd side
とある日の夏、夕方。
我が家の青鬼の館は薄気味悪い怪異共のおかげでエアコン要らずの涼しい空気。そんな快適環境からわざわざ地獄のようにあっつい外に出るには理由があった。
『あ、らっだぁくん。こんばんは。』
rd「A！こんな夜中に呼び出しちゃってごめんね」
『ううん、らっだぁくんからのお呼ばれならいつでも行くよ』
そう言って蒸し暑いはずなのに爽やかに笑うのは最近知り合って俺が一目惚れした人間のA。すっごい綺麗な顔してるボーイッシュな彼女は性格までイケメン。人間からしたら得体の知れない化け物である青鬼の俺にも優しい。好き。
『で…今日は何の用かな。用がなくても君に会えただけで私はとっても嬉しいけれど。』
rd「ｳｸﾞ…………俺も"会えてう"れしい"！！！！」
『あはは、顔すごいよ、らっだぁくん。』
rd「い、イケメンがよぉ…！」
『ありがとう。』
ふっと笑うA。この世の何より綺麗すぎる顔面に心臓を騒がしくしながらも要件を彼女に伝える。
『肝試し？ふふ、いいよ。夏らしくていいね。』
rd「よっしゃ〜。館の周りの森を一周ぐるっと回ったらゴールね！脅かし役も2、3人居るからさ」
『もしかしなくてもみどりくんかい？』
rd「あ、バレた。というかみどりと交流あったの？聴いてないんだけど………」
『たまに家の私の部屋に出没してお菓子ちょっとだけ取られたり君のお話をしたりしに来るんだ。弟が出来たみたいで嬉しいよ。』
rd「家？！？！？！？！」
俺でも行った事無いのに！！！ミドリクソめぇ後でサバイバルモード縛りにしてやる。クソ…俺もAの家行きてぇよ…
『あぁ、まだらっだぁくんは招待していなかったね。今度遊びに来るかい？館ほど賑やかな場所でも無いけれど…』
rd「絶対行く。絶ｯｯ対行く。」
『あは、うん。わかった。掃除頑張らなきゃな。』
そうこうしているうちに館周辺の森に到着した。よーーしいっちょ男前なとこ見せてAに惚れてもらうぞ作戦！決行！！
ガサガサｯ
rd「びっっ………くりしてないよ？？？」
『…ふふ、うん、そうだね。でも私が少し怖いから手を繋いでくれるかい？あくまで私の為、だから。』
rd「…ﾊｲ｡」
めちゃくちゃカッコ悪い結果を現在進行形で更新しつつも、手を握るという実績を解除できたのでよしとしよう。
md「バァ！！！！！！」
『ぅわrd「ァァァア"！！！」わぁ。熱烈だね。』
rd「ッえ」
やらかした。
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その辺の夢女(プロフ) - 負李さん» ありがとうございます〜！！頑張ります！☺️ (11月14日 21時) (
レス) id: 35f25c090f (このIDを非表示/違反報告)
負李 - 警視監の話めちゃ好きです！これからも頑張ってください！！ (11月9日 0時) (レス) @page36 id: 61d8647db3 (このIDを非表示/違反報告)
その辺の夢女(プロフ) - 霧狐さん» 間違えて見る専アカウントで返信してました〜！ごめんなさい！！コメントありがとうございます！ｽﾄｸﾞﾗは🌵🧣以外ゼロ知識ですのでお勉強しながら頑張ります！ (9月21日 7時) (レス) id: 35f25c090f (このIDを非表示/違反報告)
霧狐(プロフ) - ｽﾄｸﾞﾗのお話面白くて大好きです…欲を言えばもっと見たいぐらいです…✨無理をなさらない程度の投稿頻度でコレからも頑張っていただきたいです！と言うか頑張ってくださいませ☺️ (9月20日 17時) (レス) @page18 id: 926c02e91a (このIDを非表示/違反報告)
その辺の夢女(プロフ) - 黒猫さん» 黒猫さんコメントありがとうございます！警視監とgt &rdのお話は今のところあともう一本続くつもりです！後日いくつか他の短編を挟んだ後書くつもりなのでお楽しみに！！ (9月19日 20時) (レス) @page17 id: 35f25c090f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：その辺の夢女 | 作成日時：2023年8月20日 0時
