・(後日談のおまけ。) ページ28
No side
真っ白な空間に青いニット帽を被ったジャージ男がぽつんと1人あぐらをかいて座っていた。
rd「ハァ〜〜〜〜殺させないとは言ったけど完全に俺と敵対しちゃうのは流石に心に来ちゃったじゃんかァ〜〜…ヤギちゃん…」
猿の偶像の封印空間。完全に幽閉状態の猿山らだ男はごろんと後ろに倒れて寝っ転がった。
rd「…でもまぁ、おかげで全員…教え子と天乃もみんな脱出して、天乃弟に限っては呪いまで振り切って生還したみたいだし。契約としては綺麗な完遂っぷりだったなヤギちゃん。」
『悪魔ですから。口約束だったとしても契約は完遂します。』
rd「あぁもうヤギちゃんが恋しすぎて幻聴までき、こえ…て………………」
『誰がヤギちゃんですか。猿山先生。』
いつのまにか八木が寝転んだ猿山を覗き込んでいた。
いつもと違う山羊のツノと蹄を生やした姿。なんなら蝙蝠のような翼に先が矢尻のように尖った尻尾。さながら伽話に出て来る悪魔だった。
rd「ッええええええ？！？！？！？！？！ヤギちゃん？！ほん、本物？！？！ツノ？！尻尾？！え？！？！？！？」
ぺたぺたと存在を確認するように八木を触る猿山。心底ウザそうにその手をはたき落とした八木。はぁ、とため息をつくと呆気にとられた顔の猿山を見据えて言葉を紡ぎ出した。
『これが私の本来の姿ですよ。割とここに来るの、無茶したんですから。感謝してくださいよ。』
rd「え、なんで来た？？？」
『契約完遂の為とはいえ、敵対してしまったのでその謝罪といつの日か出れるまでの暇つぶし要員です。』
rd「俺の事好きじゃん………」
『まぁ、殆ど友達と変わらない感じでしたし…流石の私も人情が湧きました。悪魔ですけど。猿山先生と一緒に居たら暇しませんから。
悠久の封印の間、よろしくお願いしますね。』
悪魔は白い空間をいとも簡単に学校へと塗り替えた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
rd「ヤギちゃんテーマパークとか出せる？」
『テーマパーク…私U●J派です』
rd「ディ●ニーが良い〜〜」
『じたばた駄々捏ねないでください。スモークチキン食べ放題にしてあげますから。』
rd「ヤギちゃん大好き」
『ちょろすぎませんか猿山さん』
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その辺の夢女(プロフ) - 負李さん» ありがとうございます〜！！頑張ります！☺️ (11月14日 21時) (
レス) id: 35f25c090f (このIDを非表示/違反報告)
負李 - 警視監の話めちゃ好きです！これからも頑張ってください！！ (11月9日 0時) (レス) @page36 id: 61d8647db3 (このIDを非表示/違反報告)
その辺の夢女(プロフ) - 霧狐さん» 間違えて見る専アカウントで返信してました〜！ごめんなさい！！コメントありがとうございます！ｽﾄｸﾞﾗは🌵🧣以外ゼロ知識ですのでお勉強しながら頑張ります！ (9月21日 7時) (レス) id: 35f25c090f (このIDを非表示/違反報告)
霧狐(プロフ) - ｽﾄｸﾞﾗのお話面白くて大好きです…欲を言えばもっと見たいぐらいです…✨無理をなさらない程度の投稿頻度でコレからも頑張っていただきたいです！と言うか頑張ってくださいませ☺️ (9月20日 17時) (レス) @page18 id: 926c02e91a (このIDを非表示/違反報告)
その辺の夢女(プロフ) - 黒猫さん» 黒猫さんコメントありがとうございます！警視監とgt &rdのお話は今のところあともう一本続くつもりです！後日いくつか他の短編を挟んだ後書くつもりなのでお楽しみに！！ (9月19日 20時) (レス) @page17 id: 35f25c090f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：その辺の夢女 | 作成日時：2023年8月20日 0時
