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『それは猿山先生がいつも言ってますでしょう？
ヤギと言ったら悪魔じゃないですか。』
rd「悪魔…？」
『ええ。』
歪んでいた顔を困惑に染めて草刈り鎌を引き抜いた猿山先生はまじまじとこちらを見つめる。
『鬼が居たら悪魔が居てもそう不思議じゃないでしょうに』
rd「それはそう…え？元人間でも無い感じ？」
『はい。私はこの土地で何やら歪む魂や行方がわからなくなる魂が多発してるからそれの記録にと神から使命を託されただけの悪魔です。』
rd「俺にかかってる呪いを解けたりは…」
『できないです。ややこしすぎますもの猿山先生の呪い。』
目に見えて落胆する猿山先生。ごめんなさいね解呪下手くそで。専門悪魔でも多分無理ですそれは。
『猿山先生となんらか縁があったり近い席だったりしたのは私が魔力吸いたかったから私が細工しました。呪い由来の殺人衝動が無くなったのも私が吸って消化していたのが原因です。』
rd「つまり…ヤギ先生は人外で…俺と一緒に居たらお互いにWin_Winの関係って…コト？」
『そういう事です。』
するとみるみる顔色が明るくなる先生。
rd「人外仲間じゃん人外仲間！！」
『痛い痛い』
rd「首鎌で刺されてもビクともしなかったくせによく言うじゃん！」
バンバンと背中を叩きなんだか距離が近くなった猿山先生。だいぶうざい。
『…明日からも距離感変わらずにお願いしますよ？猿山先生。』
rd「えぇ？！らだ男って呼んでくれないの？！仮にも同期だし秘密を共有した仲じゃん俺ら？！」
『ええ…今更感すごいから結構です…私の首狩れないぐらいに貧弱筋力の癖に馴れ馴れしいこの元人間……
ま、今後一切人殺したくなければ私から一生離れない事ですね。』
rd「プロポーズ？」
『私は不倫しないのでね。悪魔は規則には誠実なんです。ビジネスパートナーですよ。人生やり直しは流石に出来ませんが人殺しをさせない…契約………口約束でいいですね。』
rd「そんな感じでいいのかよ悪魔」
『リターンが命ぐらいのスケールないのに契約書書くなんて面倒な事しませんよ。期間は猿山らだ男が生涯を終えるまで。…いいですね？』
rd「はいよ。よろしくヤギちゃん。」
『…お猿さんって呼びますよ』
rd「………………ヤギ先生。」
むっす〜と頬を膨らませた猿山先生。拗ねた時が鳥居君そっくり。物理的にも心理的にも距離が縮まった(一方的)私達は残りのルートを巡回しに先程より話に花を咲かせながら足を進めるのだった。
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その辺の夢女(プロフ) - 負李さん» ありがとうございます〜！！頑張ります！☺️ (11月14日 21時) (
レス) id: 35f25c090f (このIDを非表示/違反報告)
負李 - 警視監の話めちゃ好きです！これからも頑張ってください！！ (11月9日 0時) (レス) @page36 id: 61d8647db3 (このIDを非表示/違反報告)
その辺の夢女(プロフ) - 霧狐さん» 間違えて見る専アカウントで返信してました〜！ごめんなさい！！コメントありがとうございます！ｽﾄｸﾞﾗは🌵🧣以外ゼロ知識ですのでお勉強しながら頑張ります！ (9月21日 7時) (レス) id: 35f25c090f (このIDを非表示/違反報告)
霧狐(プロフ) - ｽﾄｸﾞﾗのお話面白くて大好きです…欲を言えばもっと見たいぐらいです…✨無理をなさらない程度の投稿頻度でコレからも頑張っていただきたいです！と言うか頑張ってくださいませ☺️ (9月20日 17時) (レス) @page18 id: 926c02e91a (このIDを非表示/違反報告)
その辺の夢女(プロフ) - 黒猫さん» 黒猫さんコメントありがとうございます！警視監とgt &rdのお話は今のところあともう一本続くつもりです！後日いくつか他の短編を挟んだ後書くつもりなのでお楽しみに！！ (9月19日 20時) (レス) @page17 id: 35f25c090f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：その辺の夢女 | 作成日時：2023年8月20日 0時
