幼馴染ママ【gnki,ykpn】 ページ11
『やきぱん起きな〜！遅刻するよ？！』
yk「お…きる。」
『うん。朝ご飯出来てるから顔洗ってちゃっちゃと食べちゃって！』
朝。いつものように幼馴染の焼きパンを起こしてご飯を作る。いつまでものんびりゆったりしている彼の生活はもう既に私が母のようにちゃきちゃき働かなければならない。
料理する前に回しておいた洗濯機から洗濯物を引っ張り出してベランダに干していると制服を着てしっかり準備万端な焼きパンが洗濯物を手伝い始めた。
『どしたの？今日声かけただけで起きたし準備も早いし…珍しいね。』
yk「うーん、もう流石にAに頼りっきりは良くない…しぃ…」
『あはは、そんなん言って眠そうじゃん。今日天気いいからポカポカだね！』
yk「今日のお弁当は屋上で食べよっか」
『うんうん。そうしよ！ぐっち達も誘ってさ！』
yk「そうだね。」
うとうとしながら服を干し竿にかけていくやきぱん。私もタオルを洗濯バサミで止めていく。
『でもそうだなぁ。独り立ちしたらもう私はいらなくなっちゃうねぇ〜』
yk「え……やだ……Aのご飯食べられなくなっちゃう…」
『いつも美味しそうに食べるもんねぇ』
yk「今日の味噌汁も美味しかった〜」
『ありがと！
…じゃあさ、焼きパン。』
yk「ん？」
私の髪と、彼のふわふわした焦茶色の髪、そして真っ赤なマフラーが涼しげな秋風に揺れる。
『もし焼きパンが独り立ちできたら、付き合って、同棲しちゃう？』
yk「んえ、」
『私焼きパンの事嫌いじゃないしむしろ好きだからさ。でもいつまでも私がお母さんやってたらそれはちょっと恋人としてないな〜って思っちゃう。だからさ、どうかな？』
これで振られたら恥ずかしいけど。
と、内心ハラハラしながらやきぱんを見る。彼は耳まで真っ赤になりながら萌え袖の学校指定のセーターで顔を隠した。
yk「こ、こういうの僕から言いたかったのにぃ…！」
『え、やきぱんもそういう漢気的なのあるんだ』
yk「あるよぉ〜！！もぉぉ………」
頬を自分の手で包みながら「顔真っ赤になっちゃったじゃん」とぷんすこおこるやきぱん。でも、両想いでよかった、とホッとしているとやきぱんが私の手を包んだ。
yk「僕、頑張って独り立ちするから。だから…ちゃんと見ててね。」
『…うん！わかった。
じゃあ明日の朝まず1人で起きる事からね！ご飯は私が作るから、徐々にちから付けてこ！』
yk「独り立ち練習の時も、たまにご飯作ってぇ〜」
『あはは、わかったわかった！』
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その辺の夢女(プロフ) - 負李さん» ありがとうございます〜！！頑張ります！☺️ (11月14日 21時) (
レス) id: 35f25c090f (このIDを非表示/違反報告)
負李 - 警視監の話めちゃ好きです！これからも頑張ってください！！ (11月9日 0時) (レス) @page36 id: 61d8647db3 (このIDを非表示/違反報告)
その辺の夢女(プロフ) - 霧狐さん» 間違えて見る専アカウントで返信してました〜！ごめんなさい！！コメントありがとうございます！ｽﾄｸﾞﾗは🌵🧣以外ゼロ知識ですのでお勉強しながら頑張ります！ (9月21日 7時) (レス) id: 35f25c090f (このIDを非表示/違反報告)
霧狐(プロフ) - ｽﾄｸﾞﾗのお話面白くて大好きです…欲を言えばもっと見たいぐらいです…✨無理をなさらない程度の投稿頻度でコレからも頑張っていただきたいです！と言うか頑張ってくださいませ☺️ (9月20日 17時) (レス) @page18 id: 926c02e91a (このIDを非表示/違反報告)
その辺の夢女(プロフ) - 黒猫さん» 黒猫さんコメントありがとうございます！警視監とgt &rdのお話は今のところあともう一本続くつもりです！後日いくつか他の短編を挟んだ後書くつもりなのでお楽しみに！！ (9月19日 20時) (レス) @page17 id: 35f25c090f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：その辺の夢女 | 作成日時：2023年8月20日 0時
