【gttb】赤猫の君Ⅱ【ｲ建康鯖】 (ページ49)

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写真大会ページ49

kr「俺らとも写真撮りましょ」
『もちろん！…でもみんなとツーショット撮る時間は無さそうだから、ワイテルズはみんなで撮ろっか。後で各々ツーショット撮ろうね。』
br「はーい。クロノアさん撮ってぇ」
krn「いいよ〜もっと固まって〜」

ぎゅうぎゅうと6人に囲まれる。真後ろはぶるーく。
…みんな初めて会った時より随分と背が伸びた。少年、というより青年になった。

krn「はい、チーズ〜」

撮る瞬間に背中から柔らかい感触。ぶるーくにバックハグされたようだ。

br「んふ、マリちゃん先生あったかくて小さいねぇ」
『ぶるーくが大きくなったのよ？』
nk「え？！ブルーク？！ずるい！！」
br「あぁ〜きんときがマリちゃんと僕を引き離す〜」
knt「当たり前でしょ早く離れなさ〜い」

べりべりときんときがぶるーくを引き剥がす。
するとやきぱんくんが「ツーショットぼくも〜」と、カメラを持ってやってきた。

yk「ぎゅってして撮ろ？」
『うふふ、いいよ〜』

私とやきぱんくんはハグをしてぱしゃりと一枚。

yk「…僕ね、マリと会えてとっても幸せだったよ。大好きだよ………僕を置いていかないでよ…」

やきぱんくんはタレ目がちな茶色の瞳に大粒の水を溜めて私を見つめる。…そんなに辛そうな顔をされたら、私まで泣きそうだ。やきぱんくんは私の肩にぐりぐりと顔を押し付ける。

『泣かないで、やきぱんくん。』
yk「…うん、ごめん。笑顔でお別れするって決めてるから、もう泣かないよ。」
『ありがとう。私も大好きだよ、やきぱんくん。』

もう一度ぎゅっと抱きしめた後、頭を撫でた。

krn「…マリ、僕とも写真撮ろう？」
『もちろんです、お兄様。』
yk「あ、じゃあ僕が撮るね。さんにーいち…」

ぱしゃり。

krn「うーんいい感じだね。ありがとうマリ」
nk「わぁ…すごい雑誌の表紙のかっこいいやつみたいだ…」
sh「かっこよく決まってる」

rd「ギリギリセーフ！！」
zm「セーフ！！！」

ちょうど指定部屋時間カウントダウンが始まった頃にらっだぁさんとゾムさんがスライディングで滑り込んだ。

zm「マリさん写真写真写真！！！」
『はい、ッ？！』

ガッと抱き寄せられたと思うと写真の音が鳴る。
貰った写真には顔の見えたゾムさんと驚いた顔の私の写真。

zm「ﾝﾌﾌﾝﾌレアやねこの写真。ラッキー。」
yk「レア…？マリのレアな写真ならこれが一番だと思うよ」

そう言ってごそごそと焼きパンくんが取り出したのは一枚の写真だった。