【gttb】赤猫の君Ⅱ【ｲ建康鯖】 (ページ37)

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平和のはじまりページ37

gt「とりあえず、血塗れの服どうにかしようぜ」
『じゃあ服、脱ぎますね』
gt「は？！？！？！？！？！ちょまっ…て！！」
『？獣人は元々服を着ない種族ですが…』
gt「確かに島の奴ら着てなかったけど！！！！！！今まで着てたマリサンが脱ぐのはちがっ、違うよ？！？！？！？！？！」

すごい形相で止めてくるぐちつぼさんに少し気押されながらとりあえず脱ぐのをやめる。

『は…はい。了解しました。』
gt「……………………………それに…俺一応彼氏兼未来の旦那さんなんですケド。………そういう目で見てるに決まってんじゃないスか。」

真っ赤になってそっぽを向きながらもそもそと言うぐちつぼさんにつられて私も顔を赤くする。
『ご………ごめんなさい………』
gt「いや、わかってくれりゃ大丈夫っス。」

ちょっとだけむず痒い時間が流れるが、気まずくはなかった。

kb「…………………………。」
gt「どわ？！こ、こばさんじゃないっすか！！」

こばこださんが持ってきたのは何やら小さな機械と踏み壊した起爆用ボタン。こばこださんが壊してくれたようだ。

gt「んと…スキャンするタイプの解除器具か。サンキュこばさん。マリ、首輪見せてくれ。」
『はい。これで大丈夫ですか？』
gt「………………ハイ。」

ピピｯと音が鳴り、緑の文字でliftと文字が出る。解除はうまく行ったようだ。解除済みの首輪をぐちつぼさんが短剣で切る。やっと肩の荷が降りた気がして、その場にへたり込みそうになったところを支えられる。そして向こうかららっだぁさんやたらちゃん、ワイテルズのみんなの声が聞こえる。
ぐちつぼさんは腰を支えていた手を慌てて脇に通す。

『ぐちつぼさん、脇持たれたらわたしのびちゃいます…』
gt「っわわわマジで伸びたっやべぇかわいい…いや違うこばさん一回俺の剣と銃持ってくれ！」
kb「……！」

rd「おら〜！！！！！！ヴェルコどこじゃゴルァ！！！マリー！！！！こばこだーー！！！！！！」
md「ｺﾛｽｺﾛｽｺﾛｽ」
kn「マリさーーーーん！！！！！！無事ですかー！！！」
zm「ぶーーーーーーーん！！！」=͟͟͞͞□凸□
nk「居た！！！！！！マリさん！！！！！！マリさぁぁん！！！！！！うわぁぁぁぁ; ; 」
gn「ナカム泣くな！！！！男だろ？！？！？！？」
tr「マリちゃん！！ぐっちーー！！！！！！」
yk「敵影ナシだ〜ほんとにおしまいみたい。よかった。」

遠くから賑やかな声が聞こえる。
ぐちつぼさんと私はなんだか安心して2人で笑った。