【gttb】赤猫の君Ⅱ【ｲ建康鯖】 (ページ21)

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安心できる場所ページ21

ぐちつぼさんを外に連れ出し、ワイテルズ以外の皆さんが集まっていた食堂に顔を出すとわっと周りに人だかりが出来て2人共顔が真っ赤な事を質問攻めされたので、2人で経緯を説明した。

gn「あんだけ病んでたのになんで付き合って出てくんだよ！！！！！！！！！！！！」
gt「いや………ほんとに、すいませんねぇ」

ぐちつぼさんは頭をぺこぺこと浅く下げるが顔がニヤけたまんまだ。

gn「はぁぁぁぁあねぇマリちゃん今からでも俺にしない？ぐちつぼよりいいと思うよいろんな面で。」
gt「ばっっ何言ってんだお前！！！！！！」

rd「ほんとにお前……ずりぃわほんと。俺今日ようやくスタートラインに立ったと思ったのにさぁぁぁぁぁあ」

らっだぁさんが椅子にぐでんとダレる。
するとコネシマさんが私の前までずんずんと大股で歩いて私の手を握り一言。

kn「俺、マリさんが人妻になっても諦めませんから。」
gt「ハァ？！？！？！？！？！誰ですかアンタ！！！！」
kn「うるさいわお前！！！！！！ぽっと出てマリさん取りやがって！！！！！！」
gt「俺からしたらアンタの方がぽっと出だわ！！！！！！」

ぎゃあぎゃあ騒ぎ出した2人を煽るようにらっだぁさんも「じゃあ俺もまだアピールしてもいい…ってコト？！」と参加する。げんぴょんさんやたらちゃん、ゾムさん達まで加わって混沌と化していた所に誰かが私の側に来た。

krn「まぁまぁ、皆さん落ち着いてくださいよ。」
『クロノアお兄様。』
gt「お義兄さん…？！」
krn「ハハ、まだお義兄さんではないかな〜…まぁとりあえず、僕の妹を貰うなら最低でも僕や叔父さんを倒さない事には話が始まらないよ？」

にこやかに凄いことを言い出すお兄様。
そう、お兄様は純血の戦闘獣人の溢れる我が島で行われる大会でハーフの身でありながら旅に出るまで全部門一位を5年間キープしていたという猛者中の猛者。

そしてお父様は言わずと知れた一騎当千の強豪。

rd「マジか〜…久しぶりに俺も訓練しよっかな」
kn「ノアさんを倒すとかめちゃくちゃ敷居高くないすか」
gt「よっしゃあ！受けて立ちます！！！俺は勝つまで諦めませんからね？！」
krn「いつでも受けて立つよ。」
trz「クロノアさん目がガチだぁ」
pe「あんなに殺気立ったクロノアさん初めて見た…」
si「こわ…」