【gttb】赤猫の君Ⅱ【ｲ建康鯖】 (ページ18)

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青鬼さんと。ページ18

rd「でも友達以上にもなりたいな〜ダメ〜？」
『私はらっだぁさんの事はあまり知りませんし…えっと…ごめんなさい…』
rd「…そんなガチで申し訳無さそうな顔されたらちょっと気まじいからやめちくり〜…ちぇっ。今日から猛アピールするしかないか…」

らっだぁさんは唇をとんがらせながらマフラーの先をいじる。拗ねたたらちゃんそっくりの仕草だ。

rd「ぐちつぼにも会いに行くんでしょ？…俺が運んであげようか？ほらこーんな簡単に持ち上がっちゃうんだからも〜らっだぁさん力持ちｨ〜！カッコいい〜！」

アピールが露骨。私を片手にもう片方の腕で二の腕の筋肉を出すらっだぁさんになんだか可笑しくなってしまって笑ってしまう。らっだぁさんはどんどん調子をあげわっしょいわっしょいと私をたかいたかいしだす。ひぇ〜！！
脇に手を入れ持ち上げられる。私の足は床についたままだ。

rd「伸びた？！？！？！？！？！？！？！？！？！？！？！？！？！？！？！」

帽子越しでもすこし煩い。

rd「えっガチで猫じゃん………かわよ………」
『それはまぁ…猫族ですので…お父様もクロノアお兄様も伸びますよ。』
rd「ノアさんも伸びるんだ………

よし、お遊びはここまでにしてぐっちのとこ行こっか。
あいつ、俺より病んでるから気をつけなよ。」

らっだぁさんに抱えられながら運ばれているとげんぴょんさん達が向かい側から歩いて来た。

gn「あれ、めっちゃ仲良くなってんじゃん。ずる。俺だってマリちゃんといちゃいちゃしてぇわこのらっだぁがよ」
rd「俺の名前悪口みたいじゃね？？？」
yk「ぼくもマリの事運べるよ？」
tr「たらちゃんに運ばれたい〜♡って言ってみマリちゃんほらhey！say！カモーン！！」
rd「俺とマリは赤い糸で繋がれてるので離れられませ〜ん残念でした〜〜〜」
gn,tr,「「は？？」」
rd「この人達顔こわい〜ん。マリ〜〜」

メソメソと2人を指差して片腕に収まっている私に顔を向ける。煽るのが悪いと思いますよ、なんて言うともっとめんどくs……立ち直るのに時間がかかりそうなので雑に頭を撫でておく。

yk「なかむくん達はもう遅いから寝たよ。マリの事心配してたから明日、顔を見せてあげて。」
『ありがとう、焼きパンくん。』
gn「今からぐっちんとこ行くんでしょ？俺らも付いてく。」
tr「あいつ、マリちゃんとらっだぁだったら絶対入り口サボテンとかで埋めちゃうからさ。」

rd「ん、あんがとね。
………ぐちつぼが居る部屋まであとちょっとだよ。」