(吸血鬼とか魔法使いとか人間に)追われる少女【SERVAMP】 (ページ4)

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数十分後

真昼「だからっ…こいつも吸血鬼かもしれねーの！！
桜哉が言ってたじゃん！吸血鬼…って
ほんとこいつ妖怪で…っ
あーもーなんで桜哉いねーの！？」

虎雪「えーっと…真昼？」

龍征「つーかそれ…猫だろ」

真昼「いや人の姿になるんだよ！
クロ！おい人になれよ！シーンとすんな！」

虎雪「真昼疲れてるの…？」

龍征「一人で悩むなよ…」

真昼「違う！」

虎雪「そう言えば、雅動物好きだったよね？」

『ﾊﾞｯｷｬﾛｲ!!動物は無理だ！』

龍征「いやこの前…」

～回想～
帰り道

「ﾐｬｰ」
『あっ！子猫！うおっ3ひきもいる！
オラちょっくら行ってくるぜい！』

真昼「わっ、待てよ！」

【タッタッタッ】

虎雪「わーかわいい！みんな真っ白だね～」

『あーもう可愛い！捨て猫？』

龍征「それ以外に無いだろ」

『うちのアパート動物は…飼っちゃ駄目だった…ﾁｸｾｳ
せめて写真だけでも！』

～回想終了～

龍征「ほらそんときの写真」

『うぐっ…ま、まぁ色々あったんだよ！！』

虎雪「しかも、真昼のクロ？ちゃん、
雅のことずっと見てるけど…」

『ひぃっ！』

龍征「雅どんだけ嫌いなんだよ」

【バッ！！！】

？？「どォもどォも学生諸君！
くだらない青春の道すがらァ～ボクのショーでも見ていかないっ？」

真昼「は…？」

虎雪「手品？大道芸？」

今年一番びっくりしたぞ…おい
心臓マジで止まるわ…

？？「どォもどォも、喝采をどォも！
さァさァ始めるよォ～」

龍征「おい、手品とかいいから行こうぜ」

えー手品、生で見られる機会なんてほとんど無いのに～

【ぐっ】

龍征「何ー…」

？？「さァまず、問題です～
この彼がボクに止められた理由はなんでしょォか～～？」

龍征「は…？」

？？「1.ボクを無視したから
　 2.ボクの前を横切ったから
　 3.ボクのお腹がすいたから
　 4.ボクを無視したから」

『3番！お腹がすいたから！』

実際、私お腹がすいてます。ペコペコです。カラオケでおうどんが食べたいです。

？？「さてさて、どうでしょォう？
答えは～～………」

【ガブ】

？？「全部だよ死ねボケェ！！
無視してっと殺すぞ！！」

「「「「「わあぁあアアアぁア！！！！」」」」」

真昼「龍征！！」

虎雪「龍ちゃんっ」

『龍征…？』

何これ……血…？

？？「アははははははァｯ
どおォもどォも喝采をどォも！！
やっぱ手品よりこっちの方が盛り上がるなァ～～～～

手品師より吸血鬼の方がレアだもんね～～～～～～～？」