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その手を振り払うと、すごく傷ついた顔をされた。
そのまま下に降りて、芝生の上に足を下ろす。
勝己「本当に違ぇから。Aが思ってるようなことはねぇから」
『私が思ってることって何？』
勝己「だから…」
『私、ずっとかっちゃんと居たのに、
あの子と友達だなんて知らなかった。…仲良いなんて知らなかった』
勝己「聞けって」
『なんで教えてくれなかったの』
勝己「おい」
『やましい事があるの？』
勝己「A！聞けって！」
怒鳴られた。
ビクッと肩が上がる。
勝己「…わりぃ」
『……』
ついこの間、私の上で��好きだ��と言ったかっちゃんと
さっきのバツが悪そうな表情で��違ぇ��と言ったかっちゃん。
交互に頭に浮かんで、どんどん醜い自分が出てくる。
勝己「たまたまあいつが来ただけだから。一緒にいた訳じゃねぇ」
��あいつ��に特別な意味が込められているように
感じているのはきっと私の頭が冷静でないからかもしれない。
それでも私は素直に聞き入れることが出来ない。
『そこじゃないよ。私の話聞いてた？
なんで隠してたのかって聞いてるの』
勝己「別に隠してたわけじゃ…」
『隠してなくても、言わなかったんだよね？意図的に』
勝己「……」
『ねぇ、どうして黙るの』
かっちゃんが少し目線を下げて、黙り込む。
『ちゃんと否定してよ！……でないと…私…』
かっちゃんといるのが辛い。
勝己「…A」
『かっちゃんのこと信じられない…』
背を向けて、寮を目指す。
勝己「待っ…」
『……着いてこないで』
勝己「……」
『しばらく距離おこう。少し考えたい』
自分で言って泣きそうになった。
勝己「A！」
再度グラスホッパーでその場を後にすると、
今度は追って来なかった。
辺りは日が暮れ始め、夕暮れに空を綺麗に染めている中
反対に私の心は深夜のように真っ暗闇だ。
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りさ(プロフ) - 続き楽しみにしてます！ (7月17日 13時) (
レス) @page50 id: abbef9466e (このIDを非表示/違反報告)
あいなん - さりげなくかっちゃんがちゃんと彼氏してるのがいいです！！そして、実は轟くんと主人公ちゃんとの絡みも好きです！！今後の3章も楽しみしてます！！！ (2023年4月8日 13時) (レス) @page9 id: 22df992226 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カレン
| 作成日時：2023年4月8日 13時
