晴戦開幕 ページ8
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「間違いありません。正真正銘の晴のハーフボンゴレリングと確認しました。」
「
その声と同時に、着ていたジャージを脱ぎ捨てた笹川。
「!」
「そして相手を倒し
「あらぁ?んまぁ」
「よく見りゃあなたいい身体してるじゃない!!好みだわぁ〜♡」
「なに!?」
蘭も流石にドン引きする。
『...そういう意味だし、持ち帰るって』
「さっきから何を言っているかわからんがオレ刃正々堂々戦うだけだ。」
「んまぁそのポーズはボクシングかしら♡またいけてないわね──。」
「このルッスーリアが立ち技最強のムエタイで遊んであげる」
ー口調にしてはすごく筋肉質だ..。
「なにぃ....!」
「やはりヴァリアーも晴の守護者は格闘家か。」
「やはり?」
「歴代のファミリーを見ても晴の守護者はみな強力な拳や足を持っていた。」
「ファミリーを襲う逆境を自らの肉体で砕き明るく照らす日輪となる。それが晴の守護者の使命だからな」
ー.....使命..
心の中でそうつぶやき蘭はある一つの言葉を思い出す
【貴方は強くなるのです。この一族の使命です。】
『......くそが..』
そう吐き捨てその言葉を記憶の奥へと飛ばした
「では晴のリング、ルッスーリアVS笹川了平
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作者名:憂鬱 | 作成日時:2019年3月10日 22時