知ってる彼女 ページ41
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「そういえばディーノさんは？」
「今日は来てくれないのかな......？」
「そーいやまだ来てねーな」
引き分けに終わった雪戦は両者にリングが渡らず無点数。
「よしでは円陣いくぞ！！」
「いい」
「いらないよそんなの。」
無愛想だな..あの子。私でもちゃんとしたのに。
「あ...ッ」
「なんだあいつは..」
「ノリわりーな...」
『.....ツダよりマシじゃないですか』
「刺すで」
────
「今回の戦闘フィールドは体育館全てで館内の物は何を使ってもかまいません」
「尚、このフィールドには特殊装置は用意されておりませんのであしからず」
「無いものを在るものを無いものとすることで敵を惑わしファミリーの実体をつかませないまやかしの幻影」
「それが霧の守護者の使命だからな」
使命...私にもあった、あのようなものか。
「...ふ」
『何笑ってるんですか、ツダ』
「うるさい、お前には、わからんやろ」
『....あの人が来る？..ああ..あなたは確かこの世界の知識を携えて異世界から来たんでしたね』
ある意味未来を知る人物ですね
「..そりゃ、未来の知識は知ってるっちゃ知ってる。けど私が来たせいでだいぶかわってる」
「雪戦、事実を言うと素性バラされて狂ったお前がオオヌマを倒してボンゴレの勝ちやったんやで」
そう言われ、コイツガ与える支障はなかなか大きいと理解した。
まれに聞くトリップというものなのか？
そうでないとどうやってくるのか謎だ。
「そんで、よくも人の能力パクってくれたよね」
『..パクった？人聞きが悪いですね....。一族の人間でもないのに合っていない能力を駆使できるわけ無いでしょう。』
『使うことはあまりないですが私が所有しておきます』
なんて無駄な話をしていると上から赤外線知式レーザーが降りてきた
「...シヅちゃんが言うてた通りホンマ、チートやん」
『努力の結果です』
「...自分のことなんも知らんのやね..」
は？
──＊
ちなみに、ツダの推しさんは六道氏らしいです。
だから、本人にどこへ所属したいか聞くと迷わず黒曜と言われました。
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作者名：憂鬱 | 作成日時：2019年3月10日 22時
