絶対正義主義転校生２【リボーン】 (ページ39)

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紙束ページ39

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イベントで手を離していましたごめんなさいです

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さっきまでここにいた京子ちゃん達も夕暮れを感じて帰っていった。

『...結果は引き分けだったのか』

相手は死んで、私は意識不明の重体。

殺しちゃったのか。アイツ。

『....』

窓から差す陽の光を見て、懐かしみを覚えた

自分に似た誰かと夕日を見るところ。

「蘭？」

『わっ、し、シスター..』

「ふふ、その様子だと体調は良くなっているみたいですね」

『あ、ま、まぁ..。』

にこり、と微笑むシスター。だけど何か言いたげだ。

どうしたんだろ。

「蘭、あなたに渡したいものがあります」

『この紙束は一体...』

少し古い紙束。身震いさせる文頭。何だこれは

「桜井彼岸、桜井歩十についてが記されております」

『....』

文頭はこうだ、──やっと見つけたのだ。我らとは違う。

「これを見ても貴方が変わらないことを願っています」

『......』

「..蘭」

『はい』

「...神に祈って..正しく生きなさい」

そう言い捨てて病室を出ていった。

『...死のうなんて..考えてませんよ』

今は大事なファミリー(かぞく)が居るから。

──＊

令和に、なりましたね。

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