絶対正義主義転校生２【リボーン】 (ページ32)

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救済ページ32

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大きな揺れ。学校の殆どは崩れ落ちた。

「知らん、なんの能力やねん！そうやって人のの能力またパクったんやな！」

『アンタの能力は残念すぎるんだ。なんせ長けていないからな！！』

「うるさい！！選べんやろ！！」

『馴染ませようと努力したか！？母の能力を、ツダの能力を馴染ませようと私は努力した！！』

蘭は涙を流しながら叫んだ。

まるで、私の生き方を否定するなと言わんばかりの。

「もうええやんか！！、もう、正義に執着すんなや！！」

『うるさい！！黙れ下衆がッ──！！』

揺れがおさまり鎖を解いた蘭は一直線に倒れる

オオヌマの体に斧を振り下ろすが、蹴り返され遠くへ飛んだ。

すかさず、オオヌマは銃を撃つ。

三発撃った。すべて命中した。

心の中で喜ぶオオヌマだが、蘭は脚から立ち上がった。

『喜んでんじゃねーよ...。』

銃弾は左手に握られていた。だが確実に当たっていた。

そう。当たっていたのだが蘭は自分の能力を駆使して体内から奪ったのだ。

そして、傷口に治癒能力向上を与えていた。

「そんなん、無敵すぎる、チートやん...」

『チートなら怪我はしないよ....。正義が絶対。』

『私があの時出て、早くに殺してれば』

『兄は生きてたかもしれない。隣でッ、となり、で』

涙を再び流しながら蘭はオオヌマにうったえかけていた。

「も、もう....ええ、んやって」

銃を握り、蘭の脳天を撃ち抜いた。

蘭は赤い赤い血を吹き出しながら地面に倒れた。

勝負はついた

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