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当てる ページ11
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「コロネロ............師匠.....！！」
「その言葉を待っていたぞ！！」
汗が蒸発している。そんな中了平は、立った。
「ッしゃ！」
『笹川さんッ...！』
「で...でも大丈夫なの？」
「シューシュー汗が蒸発してるぜ...」
ー立ったところでだ...このライト下。そして相手とは違う肉体。
蘭は思った。勝てるのかと。
「あなたと私じゃ肉体の出来が違うの。灼熱のライトの中ではもう持たないでしょうに」
「さっさと死んで私の死体コレクションになりなさいな」
「いいや...！まだだ！！」
「立ってもいいことないわよ。あなたのパンチは通用しないんだから。」
じわり、じわりと立ち上がる笹川。それを見て余裕そうに答えるルッスーリア
「ああ...確かに通用しなかった...」
「左はな...」
ーまさか...ッ！
「そーいやフゥ太達を助けた時から左しか撃ってねーな。」
「え！？」
「そうだ。右は一度も撃ってねーぜコラ！」
「で...でも..なんで.....？」
「一つは細胞を休めてベストな状態に持っていく目的がある」
「もう一つはやつが晴の守護者だからだ」
そう言い終えると笹川を見つめる。
蘭も笹川を見ると右拳を持ち上げ彼は言った。
「この右拳は圧倒的不利をはね返すためにある！！」
──＊
卒業シーズン...ですね。
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作者名：憂鬱 | 作成日時：2019年3月10日 22時
