絶対正義主義転校生２【リボーン】 (ページ2)

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『いたた....』

ー薬品の匂い、なんか一ヶ月ぶりだなぁ...この光景。

『人気を感じないな。帰れるなこれ...。』

ベッドから降りた蘭。的確に処置されており、

内心感心しながらドアを開け周りを見て人がいないことを確認すると

廊下に出て歩き出すとたまたま通りがかった部屋から声がした。

彼女はいつものくせで能力を使い中の人間の記憶を奪った。

ー....血の流した、リング.....ん！？

『...なんだそれ.....とにかく帰ろ。』

そうポツリと呟き廊下を歩み続けた。

──翌日

『...ひなた、どうしたの？』

「いや、おねえちゃんにお客さん来てたよ？ほら、あのすごくおっきな人。」

『？.....失礼だけど雲雀さんは大きいと言えないし...』

ーいったい、誰だ。

「あ、蘭。お客様ですよ？」

『！....えっとどこかでお会いしましたか。』

「いや、初対面であってるぞ。」

『...おえらいさんが..なんのようですか？』

「二人で話がしたい。」

『...シスター、教会に行きます。子供たちをおねがいします』

『...はじめまして、沢田家光さん』

「リボーンの言うとおりだな。その能力おもしろい」

『面白さを感じないでください。』

そう言いながら椅子に座るようすすめる蘭

「読んだからわかっているとは思うが、お前にこれを渡しに来た。」

『....なんですかこれ。』

「？よんでないのか？」

『..自然に読めるものじゃないんですよ。』

悲しげな目をして家光に言うと

「そうか...。そしてこれだが、お前のリングだ。」

『...血の流した..リング』

「？、まぁいいが。お前はツナのファミリー。それにこれは適任だろ。」

『は、はぁ...？』

「このリングはな初代以降、持ち主はいなかったんだ。それだけお前は選ばれているんだ。」

片割れのリングを受け取り、蘭はじっくりと見た。

「敵は先日の銀髪の男が居る組織。暗殺部隊ヴァリアーだ。」

『....正義を叩き直す...必ず』

赤い目は怒りに沈んだ。

「...修行法は個人に任せる。じゃあな小泉！これからもツナをよろしくな！」

『....は、はい..。』

「年上として、な！」

『.......』

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