after LAND3

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少しは落ち着いてくれたみたいで、普通に話してくれるようになった。
でも、しばらく亮太さんも海外行くし、
一人にして平気なのかちょっと不安だ。


『亮太さんがいない間、仕事結構あんの？』

「うーん、それなりに。」

『休みは？』

「まぁ、ある。」

『鹿嶋来れば？』

「え？」

『試合とか練習とか見れば？それまでに平太さんには説明するから。』

「サッカーってあんま興味ない。」


はっきりモノを言うのは全く変わらない。
気持ちいいくらいはっきりと言うから笑ってしまった。


「え、笑うとこじゃないんだけど。」

『彼氏の仕事に興味ないってはっきり言うから。』

「あぁ、そっか。今はもう部活じゃないもんね。」

『一人が嫌なら紗佳呼んでみる？あいつなら空いてれば来てくれるかも。』

「うーん、まぁ、それなら。」


嫌々というか、なんというか、
Aらしさに笑える。


「篤人って寮だったよね？」

『そうだけど。』

「向こうに泊まったら来てくれる？」

『まぁ、行けたら全然行くよ。』

「篤人ってさ、有名なの？」

『それなりに？』


自分で言うのもおかしいけど、
有名なチームでプレイしてるし、
サポーターからしたら有名でしょ。


「そうなんだ。ウケるね。」

『俺もこう見えて頑張ってんだよ。』

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