【59】仕返しは、嫌がらせのあとで ページ9
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相葉「じゃあニノは『ニ』ね！」
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コンビニから戻るやいな、うひゃひゃ、と独特の声を上げて相葉くんは笑うと、そう言ってシーチキンの乗ったご飯の上にマヨネーズを絞った。
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二宮「やめろやー」←でも嬉しそう
相葉「次、松潤ね」
松本「あ、俺Ｊなんだ」
大野「じゃあ次翔くんのね」
相葉「おっけ！翔ちゃんね、翔ちゃん、翔ちゃん……」
二宮「……。」←期待してる
松本「……。」←こっちも期待してる
相葉「………………。」←手が止まった
大野「…………。(´･∀･`)ﾌﾌ」
櫻井「ふは(笑) ちょっ、待って！嘘でしょ？！(笑)」
相葉「翔ちゃん、Ｓにしよっか！櫻井でも翔でもＳだもんね！！ね！！(*'◇'*)」
二宮「あー！誤魔化した！！ コイツ誤魔化した！！」
相葉「だってさっき大野のオーはアルファベットが普通って言ったじゃん」←Ｓって書いちゃった
二宮「さっきはさっきでしょうよ、ほらもう一個ご飯あるから書いてみな？ 櫻でも翔でも好きな方書いてみな？」
相葉「ちょ、それ俺のご飯なのに！！」
松本「いいから、いいから(笑)」
大野「(´･∀･`)ﾜｸﾜｸ」
相葉「え？マジで？マジで書くの？ え……ちょっとまって、えっとね……」
松本「うんうん、そうきて、そうきて……」
大野「そうくる訳ね」
櫻井「美しいに……羽。 ん！おしい！！(笑)」
二宮「ハイ、新しい漢字が生まれましたー！」
相葉「うひゃひゃひゃ(笑)」
櫻井「しかもこれマヨネーズの量半端ねぇし！ あ、俺、Ｓの方貰うわ(笑)」
相葉「えー！せっかく翔ちゃんの翔書いたのに！」
二宮「翔さんの翔……っぽい字ね(笑)」
相葉「いいけどさぁ……」
松本「いいんだ(笑)」
大野「(´･∀･`)ﾓｸﾞﾓｸﾞ」
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そんな５人を見てたら、やってる事はパシリと代わりないけれど─────まぁ、悪くない仕事だな、と思った。
だってこの笑顔が。
彼らのこの笑顔が、何万人もの笑顔を生んでいくんだから。
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……でもそう思ったのは、その時だけ。
何故なら帰り道に、自宅より少し離れたコンビニで「買い物がしたい」というタヌキのご要望で、寄り道した後。
自宅前で降ろす時に「はい、今日もありがとう」と渡されたビニール袋の中身をみると。
中には大きく「豚」と書かれた黒い豚カレーが入っていた。(ガッテム！！)
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作者名：１２（とうふ）
| 作成日時：2013年11月29日 2時
