Angel39 ページ39
「だ、だめだよ…
そんなに短いの…」
「俺の前でだけ履いてよ
周りのヤツらには見られたくないし」
大貴くんっ///
他にもレースのトップスとかショートパンツ
私より大貴くんが服を選ぶのに集中してて店員さんにも
「彼氏さん、楽しそうですね」
なんて言われちゃって恥ずかしかった
結局大貴くん好みの服を買った
パステルカラーのピンクのミニスカート
白のレース調のトップス
「今度デートの時はこれ着てきてね!」
次のデートかぁ…
もちろん服のお金は私が払った
最初は払われそうになったけどダメダメダメ!
大貴くんが払うなら着ないって言ったら少し怒ったけど私に払わせてくれた
「なぁなぁ、プリ撮ろうよ」
どこに用があるわけでもなくぷらぷら歩いていたら大貴くんがそう言った
プリか
そっか、男女なら取れるしね
「いいよ!行こう」
ふたりでゲームセンターへ移動しプリ機の中に入った
適当にふたりでモードを選んで撮る
計5枚
最初は無難にピース
例と同じようにポーズをとってみたり
大貴くんが私のことを抱きしめたり
最後のは
「Aちゃん、こっち向いて」
え?もうすぐ撮影始まるんだけど?
すると顎を掴まれ大貴くんの方を向かされ上にクイッと上げられた
顎クイ?
「んっ///」
パシャ
チュッと音を立てて離れた唇
普通にキスは何度かしたけど
こんな所で
しかも、撮られたよ
「何ぼーっとしてんの?ほら落書きだってよ」
心臓がうるさい
落書きの時も大貴くんの横顔を見てまたドキッとした
落書きが完成しプリが印刷された
「びっくりした?
キスされたの」
「した、っていうか
もー、ひどい!恥ずかしいんだけど」
ケラケラ笑う大貴くん
私はこんなに恥ずかしいのに大貴くんは余裕
「だって、今までの女と違って
俺が何とかしてあげたいとか俺だけのにしたいとか
思っちゃうんだよね」
そんなことをサラッという
たしかにほかの人とは違う風に扱ってくれるのは特別感がまして嬉しいんだけど
「写真で残っちゃってんじゃん!」
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作者名:紫Rin | 作成日時:2017年5月24日 23時