Angel38 ページ38
大 貴くんとのデートの日
今日はショッピングでデート
「大 貴くんお待たせっ!」
「おぅ!ほら」
手を差し出してニコッとする
恥ずかしいけど手の上に手を重ねる
ギュッと握ってくれる
「可愛い服、選んであげるよ」
まさか、また大 貴くんにお金払われるの!?
それはだめだ!
せっかくお給料もらったのに
「大貴くん、ダメだからね
また自分で払うのは」
そう言うとヘラヘラ笑って
「バレたかー」
とか言ってるけど絶対納得してない
ショッピングに行くと人がたくさん
まぁ、夏休みだしね
アクセサリーを見たり
帽子を見たり
「このスニーカーいいなー
かっけぇー」
大貴くんってスニーカー好きなんだ
確かに学校の時もローファーじゃなくてスニーカーだ
誕生日…あ、過ぎてる
買ってあげたいなー
なんて…思ったりもするが高いな…
「まぁ、今のスニーカー気に入ってるしいっぱいあるし
また買うと怒られるからいいや」
そう言ってその店を出た
「お昼ご飯とるか」
9:00に家出てからずっとショッピングモールを見ていた
12:00過ぎってことに気づいてフードコートで食べるところを探す
「2人だからそんなに限定して席探さなくても平気っぽいね」
ちょうど空いた席に2人ですわって
「どーする、俺待ってるから先に行ってきなよ」
「私、大貴くんといきたいの」
「なっ!えぇー?
それ言われちゃったら…」
私の言ったことを聞いてくれて椅子とテーブルに傘とかポーチを置いた
「ファーストキッチンでいいかな?」
私もそれにすることにした
ふたりで並んで待つ
「お次のお客様どうぞー」
大貴くんが全部言ってくれてあとはお金払うだけ
「わ、私も払うからっ」
「だから、デートなんだから払わせてって」
今回は譲らない
「だ、だって…いつも悪いよ」
私が下を向いた瞬間にお金は支払われ会計が終わった
あー、またやった
私はムッとした
「その顔も可愛いから、怒っても全然怖くないよ」
午後は私の服を見てくれることになった
「やっぱ、これがいいなー
Aちゃんは脚綺麗だからこれぐらいのを履いて…」
大貴くんが真剣に悩んでるけど私の服だよね
そんなに短いの履けないよ
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作者名:紫Rin | 作成日時:2017年5月24日 23時