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Angel27 ページ27
Side daiki
そっと触れるだけのキスをしたあと二人で頬を赤らめながら帰り道を歩いた
もちろん手を繋いで帰った
｢もうすぐ夏休みだね｣
そう、もうすぐで夏休み
その話題を出したのには訳がある
夏休みにある祭り
それに彼女を誘いたかった
｢うん、そうだね…会える時間が少なくなっちゃうね｣
無意識にそんなことを言ってるんだろうけど
可愛過ぎるから
｢そうならないように、宿題一緒にやったり
デートしたり
お泊まりしたり…それから
俺と一緒に祭り行ってくれない？？｣
Aちゃんは嬉しそうに笑ってくれて
うんうん！と首を縦に降った
そんな話をしているとあっという間にAちゃんの家の前に着いて別れの時が来てしまった
｢また、月曜日ね…
それと、お願いばっかりで申し訳ないけど
俺の事、大貴って呼んでほしい
あ、君付けでもいいよ！とりあえず名前で呼んで欲しいから！｣
するといきなりAちゃんは
｢うん、また月曜日ね
大貴くん！｣
そう呼んでくれた
俺は手を振りながら自分の家に向かった
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作者名：紫Rin | 作成日時：2017年5月24日 23時
