Angel22 ページ22
次の日
有岡くんとの映画
私は少しウキウキしてて眠れなかった
5時間は寝たけどね笑
いつもは手抜きの化粧も少し背伸びして頑張ってみたり
着替えて何度も鏡で確認したりと落ち着きがなかった
不意に時計を見ると
10:30
あと30分
デートってわけじゃないのにドキドキする
「まだ…かな…」
はぁ、緊張するー
有岡くん、起きてるかな
寝坊してたらどうしよう
ううん、有岡くんを信じよ
その時スマホの明かりがついた
誰からだろ
あ、有岡くんだ
''今家出たから!寝坊してねぇよ笑''
私の心を読んでいたかのようなLINE
カバンの中身平気だよね
お金はこれで足りるかな…
そんなに使わないよね…
ピーンポーン
「Aー!友達が来たわよー」
あ、おばさんが出たのか
「はーい!今行きます」
階段を降りて玄関へ向かう途中でおばさんにニヤニヤされた
「楽しんできてね、ふふふ」
なんでそんなにウキウキしてるの
私は気にせず玄関へ向かった
「お待たせ!」
「お迎えにあがりました、お姫様」
へ?
ドキンッ
「お、お姫様だなんて…
ってここ玄関だからやめてよ」
静かに注意をしてササッと玄関を出た
「どう?キュンってきた?」
ど、どうって
ドキってした
なんて言えない
「有岡くんにしてはカッコイイと思ったよ」
「なんか、ひどいよねー
せっかく迎えに来たのにー笑」
私たちは映画の前にまず昼食をとることにした
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作者名:紫Rin | 作成日時:2017年5月24日 23時