検索窓
今日:13 hit、昨日:0 hit、合計:20,906 hit

Angel17 ページ17

有岡くんに連れられてその嫌な空間から逃げることが出来た




「平気?いのちゃん怖かったよね」




その通り




あの冷たい視線、怖かった…




あの時のようだった…




過去にあった…あんな目で見られた、冷めた目で




「大丈夫だよ



それより、仲直り…しなくて平気なの?」




顔を曇らせる…当たり前だよね




「したいけどさ…無理な気がする



ああなっちゃったらいのちゃんはもう別人だから」




どういう意味だろう




「感情を隠して、また昔みたいになっちゃうのかな…」



私には全然わからなかった




でも、聞かない方がいいよね




「そろそろ戻ろ!多分ほかの人も来てると思うし」




私が促すと有岡くんは頷いて歩き出した




教室に戻るといきなり真瑠と菜由に連れ出された



「ねぇねぇ!そっちはどうなの?」



いきなり聞いてくる真瑠




「とぼけたりしないでよ?」




菜由も言ってくるが全然私にはわからない




「うそでしょ…あんなに仲良くしておいて



ねぇー?」



菜由と真瑠が顔を合わせていうが本当にわからない



「なに…どういうこと?」




「もー、有岡くんと付き合ってないの?



てゆうか、付き合いなよ



もしかして気づいてないの?」



何も知らないし…なんでそんな話に




「あんだけ!Aにアピールしてんのに



気づかないなんて可愛そうな有岡くん」




何で私が悪者!?



話を聞いていっても理解できないし



「…それは無いよ



だって、有岡くんはきっと誰にでもああいう人だと思うの


優しいし笑顔だし」




私の言葉にたしかにー


と頷く



「でも、夏休みもうすぐだよ!!


告白されたら、付き合うの?」




そんなこと考えてなかったしありえないし




「わからない…でも、有岡くんだし…」




ちょっと分からないまま教室へまた戻った




授業が始まってもさっき言われたことが頭から離れない




有岡くんが気になる



何故か目で追ってしまう

Angel18→←Angel16



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
23人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , 有岡大貴 , 伊野尾慧   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:紫Rin | 作成日時:2017年5月24日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。