・ ページ14
「Aはどうしたいの？」
意外な答えに驚く。
もっとこう、反対されるかと思っていた。
『私は…絶対にヤダ、やりたくない』
「Aならそう言ってくれるって思ってたよ」
そしてお父さんはハンモックから降りて私の隣に座った。
「でもさ、いつか気持ちが変わることもあるよ、きっと。今は違くても、将来呪術師になるかもしれない」
『その時は反対するの？』
「いや、そんなことはしない。Aがどんな理由で呪術師になろうと俺は止めないよ」
やっぱりお父さんは優しい。
こんな人を祓う仕事なんて尚更できない。
『わかった、ありがとう。でも私、五条さんに断ってくるよ』
「いいの？」
『うん、今は呪術師になりたくないって言うのが気持ちだから』
※
『ふぅ』
私は今呪術高専というところにいる。
昨日五条さんと話した場所だ。
「あの、何か用ですか？」
後ろの方から男の人が話しかけてきた。
『あ、えっとあなたは？』
五条さんとは違ってスーツを着ている。
「私は伊地知といいます。ここの学校で補助監督を・・・って言ってもわかりませんよね、すみません」
要するにここで働いていることには違いない。
『私、五条さんに会いに来たんですけど、いますかね？』
「あぁ五条さんでしたら、今丁度仕事のため出かけて行きました」
今、か。
なら待っててもあまり意味はないだろう。
『そうでしたか、だったら戻ってきたときに五条さんに伝えといてください。”呪術師にはなれません”と』
「え？あぁはいわかりました」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 522人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ふゆねこ(プロフ) - 更新待ってます！ (8月22日 8時) (
レス) @page28 id: cd0c30d1f0 (このIDを非表示/違反報告)
バギアス(プロフ) - 確かに好きなキャラに殺さるなら本望_(┐「ε:)_ (2022年9月15日 8時) (レス) @page26 id: 493a9b9f25 (このIDを非表示/違反報告)
あいすくりーむこーん(プロフ) - ちゃな。さん» おけ、まだ書くか分からないけど頑張るね(？)ありがとう！ (2022年8月9日 8時) (レス) id: a162bb79d5 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃな。(プロフ) - 成長日記、見てみたい！更新、頑張って！ (2022年8月9日 8時) (レス) @page26 id: 9190acf184 (このIDを非表示/違反報告)
あいすくりーむこーん(プロフ) - むむ。さん» わっ！むむちゃん見てくれたんだ、ありがとう❀(*´▽`*)❀ (2022年5月29日 19時) (レス) id: a162bb79d5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あいすくりーむこーん | 作者ホームページ：なし
作成日時：2022年5月18日 20時
