特級呪霊に育てられました。【呪術廻戦】

第１章　　呪霊の親 ページ2

赤ちゃんの頃、私は普通の呪術師の家系に生まれた。


けど、すぐに誰かに連れていかれた。


きっとお父さんの知り合いだと思うけど名前はわからない。


お父さんの名前は 真人 って言って特級らしい。


特級って言うのは最近気づいたけどね。



そして、私がなんとなく喋れるようになってきたころ。


お父さんに質問したことがあった。



『お父さんってなんの仕事してるの？』

「そうだな〜」



少し迷っていた。



「知り合いが困っていたら助けてあげる仕事かな」

『へぇ〜、楽しい？』

「まぁまぁだよ。・・・Aは将来何になりたいの？」

『お父さんと同じ仕事する！』

「そっか、Aならなれるよ」



お父さんはいつも優しかった。


怒ったことなんてほとんどないと思う。


だから私はお父さんを信用していたし、大好きだった。


勿論今も。



そしてある日、お父さんに呼ばれた。





「Aも俺のお仕事みてく？」

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