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いつものように彼女は龍と話している
「…」
仲間に入れてほしくて
Aは俺のだと龍に言いたくて
でも、
「関係ないから」
そう冷たく言われるのかと思うと何も言えない
彼女たちの笑い声が聞こえる
その声を聞くたびに嫉妬心が膨れ上がる
俺のなのにという独占欲が湧き上がる
「田中君はほんと、かっこいいね」
遠くから聞こえたその言葉
理性がふっとび
普段なら何も言わないでやり過ごしていたけれど
もう限界だ
「龍、悪いけど」
俺はAを自分のほうに引き寄せる
「こいつは俺のだから」
そういうと龍は
「ノヤッさんもAのこと大好きかよ」
なんて笑っている
･･･ん？”も”ってなんだ？
視線を少し下げると彼女の頬は赤く染まっていて
「ちょっと…は、離して…」
消え入りそうな声でそう訴える彼女は
耳までも真っ赤で
え･･･
「田中君も余計なこと言わないでよ･･･」
なんて言いながら龍をにらんだ
「すまん、愛し合ってるんだなーとか思ってさ」
そういって龍は頭をかいて
「じゃ、あとはお二人で」
そんなことを言いながらその場を去っていった
今の状況がいまいち掴めていない俺は彼女に問いかける
「龍が言ってたことって･･･」
そういうと彼女は
「ああ、もう!
田中君が余計なこと言うから!!
今度から田中君には夕君の話できないじゃない!!」
なんて言って拗ねている
その顔は真っ赤なままで
なんだ、龍と話してたのは
「夕君がいつもかっこいいのが悪い」
あまりにも可愛らしい彼女の拗ね方に
俺はニッと笑って頭をなでた
続く
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かれん - 飛雄ちゃんお願いします！！ (2014年9月16日 22時) (
レス) id: ac6c489f8a (このIDを非表示/違反報告)
もの。(プロフ) - 面白いです！リクでのやっさんお願いしてもいいでしょうか？ (2014年9月15日 8時) (レス) id: c43b13e13c (このIDを非表示/違反報告)
ひるがお(プロフ) - こういうの見たいなあって思ってました！リクエストで、西谷と二口と黒尾お願いしてもいいでしょうか？ (2014年9月15日 2時) (レス) id: 1cd5d0173a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カッパ
| 作成日時：2014年9月15日 1時
