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私の旦那さん。 ページ42

Aside









プシューーーーーー!!









扉が開く









急いで降りる









トコトコッ!!









私の先には







亮が立っている









夢じゃない。









嬉しくて涙が溢れる









A「…………りょう!!!!!!!」









亮「…………A」









亮が走って来る







汗だくの亮









A「ほんとに、バカ。」









亮「…………」





涙が止まらない








A「…………」






喋れない







涙を拭いても拭いても、流れて来る









亮「A………………………………」









「Aのこと、」









「他のだれよりも、……………愛してる。」









「僕と。」









真っ直ぐな目









『結婚してください』









その真っ直ぐ目には嘘がなかった









大きな花火が





あがってる






光が私達を照らす









涙を拭き取る




A「…………」コクン







頷く






この人と結婚したい。









亮「…これ」









ポケットから









取り出した小さな







宝石









亮が私の手を取って









指にはめる






キラキラした指輪









亮「…………」ニコ





A「ありがとう」ニコ









これが







私の旦那さん。

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作者名:みどりんこ | 作成日時:2017年4月5日 21時

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