みち ページ21
Aside
ブーッン
車の中
横には亮が運転してる
A「…………」
亮「…………」
静かな車の中
冷房をガンガンにきかせて
A「私、水着もって来てないよ」
亮「は?!…………なんでぇ?」
A「いやだから!」
亮「そんなんゆわんとさ、入ろって」
A「いや!」
また無言
亮の顔は怒ってる
海に着く
A「…………海。」
海の大っきな音
亮「足だけでも入ろうや」
A「いやだ。…………」
亮「怖いん?」
優しく聞いてくる
A「わたし、昔溺れて危なかったの」
「それから、海に入るの怖くて」
入るのは無理。そう思ってた
すると
亮が左手を出す
A「??」
亮「大丈夫、!…俺がついてるから!」ニッ
分からないけどその言葉が安心した
手を握る
足を海の中へ入れる
亮「…気持ちいやろ?」
A「うん」ニッ
私、もしかしたら
亮のことが、……………………好きなのかも
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作者名:みどりんこ | 作成日時:2017年4月5日 21時