帰ってきた ページ7
A
夜中
ぐっすり眠っている太郎の頭をなでる
HEROは、帰っていない
A「…………」
ガチャ
扉が開く
鍵を持ってるのはお父さん
A「？！…………帰ってきたの」
源太「あぁ。」
父の名前は、木ノ本源太(ゲンタ)
A「なんで？帰ってきたの」
源太はウロウロと歩きこう言った
源太「金が欲しぃ〜んだよ。」
A「金って、またそんなこと」
源太「あ？……だれに向かっていってんだ！！！」
ばんっ
怒鳴った源太は前にあった物を投げた
A「きゃっ！」
源太「あるじゃねえか」
机の上のお給料の封筒
私が頑張って稼いだお金が入ってる
A「やめてっ、」
封筒を手に握る
源太「だまれ！それもらうぞ」
源太が封筒を引っ張る
源太「離せっ」
私を押し倒す
アザが出来た
A「私は、…………太郎の面倒も見ないといけないんだよ？」涙
源太「もっと、働け」
お父さんは昔こんなんじゃなかった
ボクシングでチャンピオンになって
憧れるボクサーだったのに。
源太が、玄関へ向かう
その時、扉がゆっくりと開いた
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作者名：みどりんこ | 作成日時：2017年4月4日 0時
