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━━━ 教室 ━━━
クルーウェル「いいか、仔犬ども。
明日からのホリデーバケーション……。
久々に実家(ハウス)に戻れてはしゃぐ気持ちはわかる。
だが、はしゃぐあまりに宿題を忘れて遊び呆けるヤツが毎年いる！
そういう仔犬にはきついお仕置が待ってるからな。気を抜きすぎないように。
一時帰宅には闇の鏡の使用が許可されている。荷物をまとめたら各自鏡の間へ行くように！」
「「はーい！」」
「はーーーいっ！！！！」
クルーウェル「A、静かにしろ。」
「えっ……はーい(小声)」
ざわざわ……
エース「はー、やっと窮屈な寮生活から解放される〜！」
デュース「うっ、さすがナイトレイブンカレッジ。
宿題の量が多いな。」
エース「そーいやAと監督生って、まだ元の世界に戻る方法見つかってないんだろ？」
デュース「てことは……3人とも、ホリデーは寮で過ごすのか。」
グリム「おう！ゴーストたちとご馳走を食べまくる約束してるんだゾ！」
エース「なるほどね、確かに学園にはゴーストが沢山いるし、3人ぼっちってわけでもないか。」
「いや、ほとんど3人ぼっちよ。あの世に帰るゴーストもいるらしいし……
あーあ。ゴーフレに会えるかな…」
ユウ「ゴ、ゴーフレって何…？」
「ゴーストフレンドに決まってんじゃん！」
エース「決まってねぇよ。パシっ」
ユウ「その何言ってんの？みたいな顔やめれる？
こっちのセリフだから。」
「ユ、ユウが冷たい……」ｳﾙｳﾙ
ユウ「はっ！ち、違うよ！！Aちゃん！！
僕の脳みそがAちゃんに追いつけてないだけだから！」
「……うん！そーだよね！あはははっ」
エース「ユウ…。あいつを甘やかせんな！！」
デュース「ん？でも、学園が休みになるということは、食堂や購買部も休みになるんじゃないか？」
オンボロ寮生「……はっ！？」
グリム「ふな゛っ！？…そういやそうなんだゾ。オレ様のご馳走はどうやって調達すりゃいいんだ！？」
ユウ「冬休みにひもじい思いはしたくないっ！！」
「うんうんうんうん……！」
デュース「早急に学園長に確認してみる必要がありそうだな。」
エース「闇の鏡の使用は学園長の許可がいるはずだし、今なら鏡の間にいるんじゃね？行ってみようぜ。」
「よし、グリム行くよ！」ダッ…
エース「だーめ。お前らだけで行動させたら.何が起こるかわかんねぇから、離れんな。」グイッ
グリA「はーい……。」
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作者名：お花畑 | 作成日時：2023年4月13日 14時
