3-14.鍛錬モーニング！ ページ30
Aside
「まっ暗…」
〈アースラ〉
お入り かわいい王女様
〈アースラ〉
ここに来たのは人間を好きになったからだね
〈アースラ〉
さぁ取引だよ
〈アースラ〉
三日間だけ人間にする薬を作ってあげよう
〈アースラ〉
あんたは王子様と恋に落ちなきゃいけない
〈アースラ〉
もうひとつ大事な問題があるわ
〈アースラ〉
支払いをどうするか決めなくっちゃ
〈アースラ〉
あたしが欲しいものは＿＿＿あんたのその声だ！
〈アースラ〉
さぁ この契約書にサインするのよ！
〈アースラ〉
悩める魂を私が救ってあげる！
「また、人魚の夢？」
ＮＯside
グリム「ブシュルル……むにゃ……。」
ラギー「ウィーッス！はよッス！
レオナさーん、起きてください。
ユウくんとグリムくんもさっさと起きて顔洗うッス。
あれ、Aちゃんは？？」キョロキョロ
グリム「むがっ、もう朝？ ……って、まだ６時なんだゾ！」
ラギー「サバナクロー寮は、マジフトの朝練があるッスよ。君たちもこの寮に来たからには参加してもらうッス。」
グリム「ふぇ………朝練？」
ラギー「こないだのマジフト大会以降、始めたんスよ。」
レオナ「…んん、るせぇなぁ……ぐー。」
ラギー「レオナさん！ほら、二度寝しないでください！
て、Aちゃんレオナさんに引っ付いてるッス……。」
ユウ「Aどこにもいないと思ったら……。起きなさい！」
A「んぅ...。やだ。」
ユウ「可愛い…///(やだじゃない！)」
ラギー「ユウくん、多分心の声と逆ッスよ。」
グリム「ラギーのヤツ、子分のくせに親分の足掴んでベッドから雑に引きずりだしてるんだゾ。」
レオナ「んがっ、……ぐー……。」
ユウ「それでも起きてないのがすげぇわ。」
アズールとの契約満了まで、残り３日──
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作者名：お花畑 | 作成日時：2023年4月4日 2時
