あの時のあの人② (ページ7)

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Aside

嘘でしょ、

あんなに辛い思いしながら探してたのに

こんな近くにいたなんて

でも何回か思ってた

亜嵐くんがあの時のあの人だったらいいな

なんて、

けど実際そんなことありえないって思ってたし

亜嵐)「今はありえないって思ってるかもしれないけど、俺は本気だから、Aがまた大阪戻っても俺はずっと待ってるから」

待ってるって

私そんなこと言われたらもどれなくなるじゃん

「ぅ...ぅ、私も亜嵐くんのことが好き」

ずっと涼太くんが好きだと思ってた

亜嵐くんはファンとして好きだった、

私は自分にそう言い聞かせてただけだった

本当は亜嵐くんが私の好きな人だった

亜嵐)「ゆっくりでいいから、Aがどっちで自分の人生進んでくのか、待ってるから」

「ありがとう、」

涙が止まらなかった

そしたら亜嵐くんはあの時の笑顔で

亜嵐)「泣き虫だなぁ～笑」

って言いながら私の涙を拭ってくれた

あぁ、これ絶対運命だ

そう感じた