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Aside



優に感ずかれた


なにか隠してる?って


でもさすがにGENEのことは言えない。


言ったら優が傷ついちゃうかもしれない


もう誰かを傷つけたくない


こんな言い方は良くないかもしれないけど


私が傷つけちゃった人達は


GENEのみんなと蘭ちゃんで充分


これ以上だれも傷つけたくない


「ごめん。」


優)「そっかー。やっぱり私には話せないか!」


「いや!そーゆんじゃなくて!」


優)「でもしょうがないよね。仕事仲間だもん」


言わなかったら言わないでまた傷つけちゃうことになる


どうしよう


優)「言えないなら私から聞いてもいい?私はただの仕事仲間だなんておもってないから。」


「ごめん、私も仕事仲間だなんておもってない!優は私の大事な親友だよ!傷つけてごめん」


優)「もぉ、そんな顔しないで!大丈夫だから。優はこんなことで傷ついたりしない!それくらいAのこと大好きになってたんだよ!」


あぁ、私は


人に恵まれたんだな


辛い時には必ず誰かが助けてくれる


公園の時も、


涼太くんの時も


今回も


こんなでも私は他の人より幸せなのかな


GENEのことはおいといて、


まず公園の話をしてみようかな


「あのね、私昔振られて公園で泣いてたの」


優)「ゆっくりでいいからね。」


優は優しいな


本当はもっともっと知りたいはずなのに


そう言って私は


公園で私と全く同じ状況の


笑顔の素敵な人に慰められて


私まで笑顔になれたのに


その人の名前も連絡先も聞かず


顔も覚えてなかった。


それから、その人の笑顔が忘れられずに自分のお店に


《笑顔満開》


ってつけたこと


そのお店の蘭ちゃんって子と


一緒にその人を探したこと


ここまで全部話した


優)「そんなことがあったんだ、もう今は探してないの?」


「一応探してる。だけど、これはさっきの話より大事な話。優になら話していいって思えたから話すね。」


優)「誰にも言わない。私とAの秘密にしよう。そっちの方が話しやすいでしょ?」


こんな時も気を使ってくれて


「ありがとう。あのね、私、」


ブーッブーッ


「ちょっとごめん、」


え?


私のスマホからじゃない


「私のじゃないんだけど優の?」


優)「んー、私も違うみたい」


どこからなったんだろう


ブーッブーッブーッブーッ


音は鳴り止まない


でも一つだけ思い当たる


あ、


嘘でしょ。


この音は私が電源を切ったはずの前のスマホからなっていた

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設定タグ:GENERATIONS , 白濱亜嵐 , 片寄涼太   
作品ジャンル:恋愛
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ど根性みかん - 続き読みたいです! (2018年4月5日 13時) (レス) id: e5e64673d2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年4月4日 21時

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