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Aside
亜嵐)「ごめん、切れちゃった」
「ねぇ、どうしよう。亜嵐くん」
どうしよう
涼太くんを傷つけちゃった
亜嵐)「大丈夫だって、」
「でも!」
亜嵐)「Aちゃんも同じことされてるんだよ?」
「ごめん、ちょっと今日はもう帰りたい」
亜嵐)「それじゃ解決しないかもよ?」
「今は1人になりたい」
亜嵐)「俺にしなよ」
「え、」
亜嵐)「Aちゃんはほんとに涼太が好きなの?」
何言ってんの
でも
私の中には涼太くん以外の誰かがいる
でも今の私にはそれは分からない
亜嵐)「そんなんじゃ一緒にいるだけで涼太が傷つくんだよ?」
「亜嵐くんごめん、」
そう言って私は帰った
帰り際も
亜嵐)「俺はいつでも待ってるから!」
って
私みんなに迷惑かけてるな
みんなと距離をおこう
私はそう決めた
蘭ちゃんに置き手紙して、
『蘭ちゃんへ。ごめんなさい。私はみんなに迷惑かけてばかりだから、みんなと距離をおこうと思います。みんなのことが嫌いになったわけじゃないよ!みんなのことは大好き。だからこそ一緒にいたら辛いの。ごめんね、あとこのお店は蘭ちゃんにお願いしたいと思ってます。私の思い出の場所だけど蘭ちゃんになら任せてもいいって思えたから、蘭ちゃんありがとうね。玲於くんとがんばって、』
書いてて泣いてしまった。
それだけみんなが大好きなんだ。
最後に涼太くん
A涼太くん。ごめんなさい。涼太くんのことは大好きだけど、私の中には涼太くん以外の誰かがいると思うの。それが誰かは私にも分からない。だからみんなに迷惑かけちゃってる。別れよう。涼太くんはちゃんと涼太くんのことを思ってくれてる人と幸せになってください。今までありがとう。楽しかったです。
亜嵐くんには何も言いたくない
言わないといけないって思ってるけど
言えない。
私には次やらなくちゃいけないことがある
東京から少し離れたところで
自分のお店を出す
私的には大阪がいいなって思ってる
良さそうな場所と、家を探さなきゃな
みんなごめんなさい
自己中な私を許してください
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ど根性みかん - 続き読みたいです! (2018年4月5日 13時) (レス) id: e5e64673d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:空 | 作成日時:2018年4月4日 21時