顔がいい！Ⅱ (ページ6)

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あの後全然寝れなくて朝起きてもやっぱりA起きろー！なんて叫ぶ長瀬の姿はなくて、あー。もう戻れないんだって。

自分が欲張りすぎたからこうなっちゃったんだって。

星｢Aおはよー今日は長瀬と一緒じゃないの？｣

｢あーうん。ちょっとね｣

星｢ふーん。元気ないね。なんかあったでしょ2人｣

｢私が欲張りすぎちゃったの｣

星｢欲張り？｣

｢迷惑かけすぎちゃった｣

星｢確かに。Aいっつも迷惑かけてるもんなー長瀬に｣

ほっしゃんはもちろん冗談のつもりなんだろうけど今の私には結構致命傷でダメージは大きかった。

はー、こんなときに毒舌出してこないでってば。

｢そう、だよね｣

星｢お互い様だけどね普通に｣

｢え？｣

星｢お互いに頼りっぱなしじゃん。多分2人って離れられないでしょ。｣

｢いや、｣

星｢わかるよ。喧嘩かなんか知らないけどさ、どうせうっちーも関わってるんでしょ？ちゃんと謝ればわかってくれるって｣

｢なんでわかんの、｣

星｢えー？長瀬意味わかんないくらいAのこと好きだからかな。｣

なにそれ、そんなこと言いながら頭をわしゃわしゃって撫でてくるほっしゃんを見たらなんだが元気が湧いてきた気がした。

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