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｢ありがとうございました！めちゃくちゃ楽しかったです！｣
深｢全然！俺こそAちゃんと水族館行けて楽しかった｣
屈託のない竜生くんの笑顔に少しドキッとしたのは内緒
｢じゃあ、送ってくれてありがとうございました！おやすみなさい！｣
深｢あ、Aちゃん待って｣
竜生くんがバックの中から取り出したのは綺麗なネックレスにペンギンのキーホルダー。
｢これ、？｣
深｢Aちゃん後ろ向いて｣
言われた通り後ろを向くと首にひんやりとした肌触り。
できた、こっち向いていいよって竜生くんの言う通りにうごく。
深｢うわ俺やっぱセンスいいわ！｣
｢あの、｣
深｢あーこれ、今日デートしてくれたお礼！Aちゃんに似合いそうだなーって思って買っといたの(笑)｣
｢で、こっちはAちゃんペンギン好きでしょ(笑)だからあげる。俺とお揃いね｣
それ明日学校のリュックに付けてきてよって言うから思わず首を縦に振る
｢ほんとにいいんですか？｣
深｢いいに決まってるでしょ(笑)｣
｢でも私、今日色々してもらってばっかだし、お礼しなきゃなのは私の方で、｣
深｢いいからいいから(笑)俺がAちゃんにプレゼントしたいからしてるの！要らなかったら捨てて(笑)｣
｢要らないわけないです！｣
深｢ふは、じゃあ明日ペンギン付けてきてね(笑)｣
｢あ、え、｣
深｢じゃあおやすみー｣
手振りながら帰っていっちゃった。
竜生くんが帰ったあと、私の心臓は何故かドクドクとうるさいくらいの心音が鳴っていた。
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作者名：r | 作成日時：2023年7月31日 15時
