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花火よりも君が綺麗 ページ34
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内｢靴擦れとかしてない？大丈夫？｣
｢あ、大丈夫です、ありがとうございます！｣
内｢そっか｣
花火上がるらしいよ、ここからよく見えるって。ちょっと照れくさそうにいう内村くんを見てどうしようもないくらいに幸せな気持ちで溢れる。
私のために調べてきてくれたんだなって、愛しいなって。
内｢あのさ、Aちゃんはながせのことどう思ってんの？｣
｢え、長瀬、ですか？｣
内｢うん、ながせ｣
｢どうって、｣
内｢すき？｣
いつもぽやぽやしてる内村くんが真剣な顔してそんなこと言ってくるから、その表情に目が離せなくてドキドキしちゃう
すきって、そりゃ友達としては1番頼りになるし、幼馴染だし好きって思うけど、
｢人としての長瀬は好きです｣
内｢それって長瀬に恋愛感情はないんだよね？｣
｢ない、と、おもいます、｣
内｢そっかー、よかった！｣
｢え？｣
内｢ううんーなんもない！気にしないでいいよ｣
そんなこと言われたらますます期待しちゃうよ。
まあでも、Aちゃん見て花火だ！綺麗だね〜ってニコニコしてる内村くんが世界一可愛いからこの言葉は呑み込んどく。
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作者名：r | 作成日時：2023年7月31日 15時
