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君に惚れてる ページ29
☆
｢長瀬ーーー、あつい。｣
長｢俺に引っ付いてるからやん離れろよ｣
｢うーーーわそんなこと言っていいの？Aちゃん泣いちゃうよ？｣
長｢第1なんで俺の部屋にいるんですかお嬢さん｣
｢漫画借りに来た｣
長｢Aの場合貰いに来たの間違いじゃね｣
｢はー？ちゃんと返しますー｣
長｢とりあえず暑いから離れて｣
｢つれないなー結星ちゃん｣
長｢こんな真夏に密着しようと思うのがまず違うよね｣
人肌恋しい季節だろ夏はー
あれ違うっけ、それ冬か。まあ別になんでもいいけど長瀬いい匂いするからくっつきたくなるんだよね。居心地いいし
｢だって長瀬いい匂いするんだもん｣
長｢俺の洋服でも抱き締めといたら？｣
｢無理ー長瀬がいいー｣
長｢お前マジで帰れよ、(笑)｣
まじでいい匂いするんだよね、なんの柔軟剤使ってるんだろ
後で聞いてみよー
｢長瀬今日泊まっていい？｣
長｢無理って言ってもどうせ泊まるんでしょ｣
｢大正解ー｣
長｢マジで手のかかりすぎる幼馴染で迷惑だわ｣
｢嬉しいくせにーーーー｣
泊まりたい理由なんかなくてその場の成り行き。
私がまだ長瀬と一緒にいたいって思ったら泊まるし思わなかったから帰る、それだけ
｢ねえ長瀬、｣
長｢なに？｣
｢夏祭り、今年一緒に行けない｣
長｢は？｣
☆
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作者名：r | 作成日時：2023年7月31日 15時
