今日:28 hit、昨日:29 hit、合計:34,355 hit
小｜中｜大
桜色の心の欠片 ページ2
｢ねむ、｣
｢A〜、湧くん来たわよ〜｣
｢はーい｣
真新しい制服に袖を通す。
少し小さめのブレザーに、だぼっとしたセーター。
短めのスカートに軽くメイクをして校則よりも少し高い位置でポニーテールをする。
｢おはよ、｣
｢ん、おはよ。いいじゃん、似合ってる｣
｢ほんと？よかった。｣
｢飯食おーぜ、腹減ったし。｣
テーブルの上に置かれる2人分フレンチトースト。
｢お母さんもう仕事行くの？｣
｢そうなのよ、湧くん後はAのことよろしくね｣
｢任せてください(笑)｣
｢お母さんそういうのいいって、(笑)｣
｢いいじゃない、湧くんみたいな子が旦那さんになってくれたらね〜｣
｢もういいから早く行って(笑)｣
そう言ってお母さんを送り出す。
｢行ってくるねA｣
｢うん、気をつけて｣
｢湧くんAのこと頼んだからね〜｣
｢はーい、お仕事頑張ってくださーい(笑)｣
｢もういいって(笑)｣
最後にもう一度、｢行ってらっしゃい、気をつけて｣ってお母さんを見送る。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 457人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：r | 作成日時：2023年3月24日 2時
